こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
京都4日目、出張の最終日です。
今大河ドラマは「どうする家康」。徳川家にもゆかりのある二条城を訪れました。修学旅行で初めて訪れて、中にある着物を着た人形たちがとても印象に残っています(笑)。
▼二条城
堂々とした構えの東大手門。重厚な感じがしますね。9時の開場ですが、外国人客も大勢集まっていました。
こちらは重要文化財の唐門。2013年に塗り直されたものです。
こちらの唐門は三代将軍家光の時代に、後水尾天皇の行幸に備えて特別に作られたもの。この家光の妹が、後水尾天皇に嫁いだ「和子」(かずこ)で、入内後「まさこ」となります。
二条城は江戸幕府を作った将軍徳川家康が京都に作った城。京都御所の警備と、将軍上洛の際の宿泊所として築城されました。
二条城でも公式ガイドツアーがありますが、それに前日に気が付きました。
朝いちばんで並んで当日分があれば入れるということでしたので、開場早々に受付に並んで申し込みました。
色鮮やかに彩色された唐門。金で装飾されていますが、ところどころに菊の御紋が見えます。
徳川の紋は葵の御紋ですよね。
これは1867年の大政奉還の際、二条城も朝廷に引き継がれ、その時に「葵の紋」の上に「菊の紋」をかぶせたものだそう。徳川家の痕跡を消し去る、ということだったのでしょう。
彫刻も見事です。
葵の御紋をすべて菊の御紋に取り換えることはできなかったようで、ところどころに葵の御紋が残っている、とガイドさんが教えてくれました。自分で見ていてもこういうところはなかなか気が付きませんから、詳しい人に説明が聞けるガイドツアーはいいですね。
二条城の中は撮影禁止となっています。公式ガイドさんに中を案内してもらった後で、もう一度一人で中を見てみました。ガイドさんの説明を思い出しながら、見たいところをじっくり時間をかけて楽しみました。
庭園に植えられているのはすべて松。武士の庭であるということと、松はいざという時は燃料になるから、だそうです。
暑い京都の夏、朝早くでも日差しは高く汗が流れます。海外から来たお客さまも、日本の夏、特に京都の夏の暑さは忘れられない思い出になるのではなったのではないでしょうか。