こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ＆パソコン教室
（www.pasocom.net）代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀（@yukinojo7）です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
着の身着のまま、取るものもとりあえず、で何を持って行く？
昨日の火事で心配したのは、そのマンションにお住いの生徒さんいらっしゃらなかったかな？？ということ。
他の棟にお住いの生徒さんは大丈夫だったのですが、火災のあった棟の方がいることがわかり、本当に焦りました。
担当講師にも連絡を取り、取り合えず生徒さんのご無事は確認できました。本当にほっとしました。
近くにお住いの他の生徒さんにもうかがったのですが、
すぐに避難所に逃げるようにと消防士の方が回ってきた
燃え移らないようにせめて洗濯物を取り込んでから、と思ったが、そんな時間はありませんよ！すぐ移動するように、と言われた
取るものもとりあえず、着の身着のままで、スマホだけを手に避難所へ向かった
などのお話を聞くことができました。
また、避難所にいらした生徒さんからは、自宅に戻られてからも
未だに震えが止まらず乱文で失礼しました
と、近況が届きました。
取るものもとりあえず、着の身着のままって、どんな感じなんだろう。
そんな状況になったら、自分は何を持ち出せるんだろう。
落ち着いて荷物の準備なんて・・・できるんだろうか。
自信がないからこその、日ごろの備えです。
その時、あなたは手に何を持っていますか？
今回は火災でしたが、災害時にも同じ状況が起こります。
突然地震があり、取るものもとりあえず避難した。
その時、あなたは手には何を持っていますか？
モノが散乱し、落ち着いて必要なものを取り出すことができない。
あらゆるものが吹っ飛んで、枕元にあったものも遠くに行ってしまう。
その時、あなたは手に何を持っているでしょう。
私のいとこの話ですが、近くの川が氾濫して避難勧告が出たことがありました。
急いで避難しなくてはいけない。
それこそ、取るものもとりあえず、最低限の荷物をつめて避難所へたどり着いた。
腰まで水につかりながら、流されてしまうかと思った。と言っていました。
そして避難所で、リュックの中身を取り出してみたら・・・
座布団を詰めてきたそうです。
自分でも、どうして座布団を詰めたのがわからない。
必死に持ってきたものが座布団だったのが、自分でも笑えた。
と、言ってました。でもその時は必死だったんですよね。
スマホとモバイルバッテリーはすぐに持ち出せる用意を
災害時、情報は命をも左右します。
安否確認も先手必勝。
心配している家族や友人、知人に、できれば自分から無事を伝えたいものです。
その時に威力を発揮するのがスマホです。
一番身近な通信機器、それがスマホです。
でもバッテリーが切れたら何の役にも立ちません。
避難所に行く時には、必ずスマホを持って行っていただきたいですが、合わせて必ずモバイルバッテリーも持って行ってください。
▼我が家の歴代モバイルバッテリー
購入したもの、景品でもらったものなど。これ以外にもまだ持ってます（笑）。
▼ソーラータイプの充電器
モバイルバッテリーも、このようにコンセントが付いているタイプならこれ１つで済みますが、モバイルバッテリーを充電するためのケーブルも忘れてはいけません。
またスマホを充電するための充電ケーブルも必ずセットにしておきましょう。
モバイルバッテリーの容量は、単位をmAh（ミリアンペアアワー）と言います。
一つのめやすとして、最低でも5000mAhのものを用意しておきましょう。
できれば災害用グッズとして、10000mAhや
20000mAhクラスを用意しておきたいものです。
これね、人に借りにくいですよー。
充電ケーブルは、いつものものとは別に１つ用意
モバイルバッテリーだけあっても、充電ケーブルがなければスマホに充電できません。
いつも使っているものを抜いて使えば、と思うかもしれませんが、家の中が散乱している時に、充電器から充電ケーブルを抜いている余裕があるでしょうか。
そこまで近寄れる状況でしょうか。
慌ててしまって、それも忘れてしまうかもしれません。
だから充電用ケーブル類は、いつも使っている者とは別に、必ず別のものを用意しておきましょう。
私の愛用品はAnker（アンカー）のケーブルです。長さ、色、強度のことなるたくさんの種類が出ていて、選ぶのに迷うくらいです。
短いものと長いものを持っています。
用意したモバイルバッテリーとケーブル、スマホはひとまとめにして袋に入れる。そしてすぐに持ち出せるよう、枕元に置いておきましょう。
繰り返しますがスマホは
・情報を知るための機械
・安否を知らせるための手段
として災害時に有効に活用できる優れた道具です。
そのスマホを最大限に利用するためにも、モバイルバッテリーとケーブルをセットにして、いざという時持ち出せる準備をしておきましょう。
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