地震が起きるたびに「いよいよ」とか「ついに」という言葉が頭をかすめる。
そんな地震大国に私たちは住んでいます。これが現実。
連絡を取る手段を、常日頃からいくつも用意しておきましょう。
そして使い慣れておきましょう。
と、ことあるごとにお話ししている私ですが、警報が出たり、気になったりした時は、クラスのLINEに投稿します。
先日は自分のスマホで初めて聞いた地震速報の、何ともいえない音。
その後すぐに、クラスのLINEをお送りしました。
自主的な安否確認の訓練です、これも(笑)!
「ああ、こうやって使うんだ」って体感してもらいたいのです。
クラスのメンバー分の「既読」がつけば一安心。
この時は、誤報だったということで何もなかったので良かったです。本当に。
生徒さんはスタンプを送ってくださったりしました。
さすがです(笑)!
でももし、本当に深刻な事態になった時には、「既読」が頼りになることでしょう。
「既読」だけでわかることはたくさんあります。
スマホが使える状態なんだな。こちらのメッセージ、目にはしてくれたんだな。って。
でも「既読」だけではちょっと心配になることもあります。
読んでくれたみたいだけど、何もアクションがない。
本当に大丈夫なんだろうか。
災害時は心配も募ります。よからぬことも考えてしまいます。
だからもし、少しでも余裕があったら、そして本当に大丈夫だったら、
たった2文字でいいから送ってみてください。
それは
「無事」という言葉。
慌てていたら全部ひらがなで「ぶじ」になっちゃうかもしれない。
入力ミスして「ふし」とか「ふじ」とか「ぷじ」なっちゃうかもしれない。
それでもいい。
「無事」と書いて送ってくれるだけで
「ああ、文字を打つことができるんだ。」
「指が動くんだ。手は大丈夫なんだ。」
「字を書いて送るぐらいの余裕がある状況なんだ」
って、少し安心できるから。
会えない時間が長くなればなるほど、心配します。
大事な人に何かあったらどうしよう、その心配の気持ちがムクムクと大きくなる前に。
ぜひ一言でいいから、送ってみてください。送ろうとしてみてください。
あの人は大丈夫なんだ、って思えるだけで、人は安心するものだから。
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