こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方向けのスマホ講座をしたり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、セミナーをやったり、ビジネス活用講座をやったりしています。このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
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我が家の近隣で今マンションのリフォームが行われています。ドリルの音がガリガリして、我が家の上から聞こえてきますがリフォームのお部屋は「上」にはなく「斜め下」なんですよね。不思議な気分です。
土曜日も「ガリガリガリ」っと音がしていまして「今日もリフォームがあるんだなぁ」と思っていたところ、そのドリルの音がパタッと止みました。
「あれ、なんか静かになった」と思い、「あ、これはもしかしれリフォーム業者さんがブレーカー飛ばしちゃったのかな」なんて呑気に考えていたのですが、よく気が付いたら我が家もさっきより静か。
さっきまで聞こえていたクーラーの音も水槽のポンプの音もしないのです。
「あれ、これ我が家も停電?」
幸い、お昼前ですから明るいし、天気もよく暖房が止まってもすぐに寒い、ということはなかったので「晴れた日の日中でよかった」と思いました。
停電発生!まずは状況把握
近所のリフォームのせいじゃなかったらしい。じゃあこの停電、浦安市全体なの? それともうちのマンションだけなの? とまず気になるのは「どれぐらいの範囲の停電なの?」ということです。
停電ですからテレビはつきませんし、ついたところですぐこの情報をやるというわけでもないでしょう。ラジオはスマホでも聞けますし、電池式のラジオもありますが、こちらもすぐに停電情報を流してくれるとは限りません。
そこで、スマホを使って情報収集を開始しました。まずは「X」ですね。災害時にはこれが使えます。X(旧Twitter)で「浦安 停電」と検索してみましたが、なんの情報も出てきません。
同じような状況に遭遇した人がいないか、情報がないかを確認してみたのですが、昔の情報が出てくるばかり。
・・・ということは大規模な停電ではないのかな。もしもこれが大規模だったら、SNSで何らか投稿があってもよさそうなものですが、今回は話題になっていない。
・・・とするとすごく限定的なのかな、この停電。
LINEで状況を知る
そうこうするうちに、マンションの防災部のLINEに「今、停電してますよね」って情報が入ってきました。
「そうなんだ、うちだけじゃないんだ!」
でも我が家から見える道路の信号機には電気がついています。そういう内容を防災部のLINEに投稿したところ、「うちの方は信号機ついてませんよ」とのこと。
なんと! 私も外へ出てみましたが確かに信号機が消えているところがありました。ついている信号機と消えている信号機。この停電はずいぶんと地域を限定したもののようです。
その後も防災部のLINEには「停電ですね。」「うちもです。」と情報が入ってきます。
私も同じマンションに住む生徒さんにLINEでお尋ねしたところ「近所の方と話していたんですが、これ停電みたいですね」とのことで、LINEって便利だなあ。トランシーバーみたいだなあ、って思いました。
電力会社のサイトで詳細を確認
気になる停電の範囲が少し見えてきたところで、これ一体いつ復旧するのかな、ということが気になりました。こんな時は東京電力パワーグリッドの「停電情報」のページを見てみるとよいでしょう。
https://teideninfo.tepco.co.jp/
千葉県が黄色く表示されていました。
住所から検索すると、地域ごとの停電件数や原因などが詳しく記載されていました。
今回の停電は、電柱に取り付けてある変圧器が原因だったようで、ニュースになるような規模ではありませんでしたが、東電のページから正確な情報を得ることができました。
生徒さんには、こちらのページを【ホーム画面に追加】していただき、防災関係のアプリとまとめておいていただくようお願いしました。
契約しているギガ数も確認しておこう
停電になると、自宅のWi-Fiも使えません。ルーターの電源も入らないですからね。私は携帯電話の契約を何回線もしていますが、「UQモバイル」で契約しているスマホがあり、先月30GBも使いきらなかったので繰り越しされていて、ちょうどこの日は「60GB」残っていました。
モバイルバッテリーは自宅に用意がある。またネットをたくさん利用したとしても、「60GB」も残ってる。仮に停電が少し長引いたとしても、ネットで情報を知るだけの環境は整ってる、ということで安心しましたが、こういう時は日頃から、契約しているギガ数も意識しておくことが大切だと感じました。
Wi-Fiが使えないときは、自分が契約しているギガ数の中でネットを利用することになります。あまり使わないからと1GB程度だった場合、ギガの減り具合を気にしながら使わなくてはいけません。
急な停電の時、どのページを見れば自分が知りたい情報が書いてあるかを、普段から把握しておくことが大事だなと思いました。