家庭菜園をやっている生徒さんから、夏野菜をたくさんいただきました。
トマト、ナス、キュウリ、シソ、枝豆。どれも新鮮で、さて、どうやって食べようかな、とうれしい悩みです。
まずは枝豆と、シソたっぷりの浅漬けで
枝豆は、なんといっても定番の塩ゆでに。
ナスとキュウリは薄く切って、浅漬けにしました。そこへ、シソをたっぷり載せて。元気もりもりのシソの葉は、香りも濃くて、それだけでごちそうになります。

残った夏野菜は「ラタトゥイユ」に
それでもまだ残っている、ナスとキュウリとトマト。これは思いきって「ラタトゥイユ」にしてみることにしました。
「ラタトゥイユ」とか「ラタトゥユ」「ラタトゥーユ」とか、呼び名はいろいろあるみたいですが、フランス南部プロヴァンス地方(特にニース)の、伝統的な夏野菜の煮込み料理だそうです。
私がこの料理を初めて知ったのは、テレビの料理番組でした。ゲストの女優さんがお料理を作る、という番組です(今でも、女優さんが登場して料理を作る番組はあるのかしら)。なんだか洒落た名前で、洒落た雰囲気で、野菜をずいぶんいっぱい使うんだなあ、と思ったものです。その女優さんが誰だったかは忘れてしまったのですが、女優さんはいつもこんな洒落たものを作るのか……と、子ども心に思ったのでした(笑)。
ところが、語源を調べてみたら、ちょっと意外でした。「rata(軍隊の言葉で、ごった煮)」と「touiller(かき混ぜる)」から来ているそうで、もとは農民の方たちが、手に入る野菜をごった煮にした素朴な家庭料理なのだとか。女優さんが洒落て作る、というものではなかったんですね(笑)。

決まったレシピはなくて、その時期の旬の夏野菜をたっぷり使うのがポイントのようです。玉ねぎとトマトをベースに、ナスやズッキーニを合わせるのが定番だとか。
ズッキーニはないけれど、キュウリならある。姿かたちも似ているし、キュウリでもいいのでは?
きっと大丈夫だよ。似てるし。
ということで、ナス、キュウリ、トマト、家にあった玉ねぎ、それに自家製ベーコンの残りも入れて、コトコト煮てみました。
家庭菜園の野菜は実がしっかりしていて、味も濃くて、ラタトゥイユにぴったりでした。この日は熱々をいただいて、残った分は冷やして、翌日はバゲットにつけながら、おいしく食べきりました。

夏野菜、あっという間に完食しました
枝豆も、ゆでたてはやっぱり美味しくて。それでも全部は食べきれなかったので、次の日、豆だけ取り出して、炊き込みご飯に入れました。
あんなにたくさんあった野菜が、あっという間になくなりましたが、夏野菜をしっかり食べた満足感でいっぱいです(笑)。
夏野菜をたくさん食べたいときには、ラタトゥイユはほんとうにいいレシピだな、と思いました。
旬の野菜が手に入ったら、みなさまもぜひ気軽に試してみてください。


