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(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
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モノクロの写真をカラーにする、という授業をやりました。
これは私の思い出の1枚。

おじいちゃんとの写真です。誰がこの写真を撮ってくれたのかなぁ・・覚えてない。
父か叔父か? 昔の写真は12枚とか24枚とか、撮れる写真が決まっていたから、そうそう無駄にシャッターを切っていないと思います。そんな中でもこの日常を撮影してくれた誰かがいたんですね。
これを見ると、とっても懐かしい気持ちになります。
おじいちゃんの方に寄って座ってる私。
おじいちゃん好き、って気持ちが表れてる(笑)。
そしてそれをGeminiに頼んでカラーにしてもらったのがこちらです。

濃いグリーンと紺のチェックのお気に入りのワンピース、これお気に入りだった。
この籐の椅子、おじいちゃんの家で夏によく登場してた。
おじいちゃんのしゃべり方、方言
ちょっとごつい黒い眼鏡のつる
タイルの手洗い場のひんやり感
ガラスの入った重たい引き戸をガラガラっと開ける音
目の前の湖から聞こえるウミネコの声
バヤリースの甘さ
新鮮なお刺身の味
カラーにしたらなんか色々思い出せるのです。不思議ですよね。
色が情報を引き出してくれるみたいです。
私はこれ以上の加工は望みません。おじいちゃんを動かしたりとかは、したくない。
ほんのりそれらしき色がつくだけで、今は満足です。
懐かしい写真を勝手には動かしたくない、という気持ちが強いです。今はね。
もちろんAIで、写真を動かしたりしたことはあります。先日、叔父や叔母が遊びに来た時の写真など、AIを使って叔父を踊らせてみたら、叔母に大うけでした。大爆笑で、すごく楽しんでくれました(笑)。
でも、私にとって思い入れのある写真は「静止」していることに価値があります。
そこに思い出を閉じ込めておきたい。
その写真のシーンの先に、何があったのかを知っているのは「私だけ」がいいです。
最新技術でその先を作ってもらわなくていいんです。
思い出は「私の記憶」のまま、誰も手を加えてくれない方がいい。
今後もしかしたら、動かしたくなる写真が出てくるかもしれないけど、今はまだ私の記憶には手をつけたくない。
そんな風に思ってます。


