こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
友だちに質問された それチャンスです
教室の生徒さんからの質問の中には、ご自分のものではなく「友だちに質問されたんですけど」というものもあります。
生徒さんも80代、お友だちも80代なんてケースもざらにあります。
質問してきたお友だちは60代、答える生徒さんは80代なんてことも珍しくありません。普通は逆なんでしょうけどね(笑)。
・
友だちに質問されて答えようと思ったら、
「あれ?自分もわからないぞ」とか
「こんなふうに答えたんだけど、あってますか?」とか
「こうやってみて、と言ったら友だちができないって言ってるんですけどどうしてでしょうか?」とか。
そんなことになり、私にご質問いただくことに。
・
私は、生徒さんが友だち(あるいは家族)に質問されるのはとてもいいことだと思ってます。
あなたに聞けばわかると思って
あなたに聞けばわかると思って
まず「あなたに聞けばわかると思って」という、友だちからの期待値が大きいこと。誰かに期待されると、その人の知恵はさらに開花します! そして自信にもつながります。
答えてあげて「助かった、ありがとう」と、ご自身が学んだことが誰かの役に立てると、知っていただけること。
人の役に立てるというのはいいものです。
答えられなかったとしても、知識が整理される
また、仮に答えられなかったとしても、「習ったはずなのにどうして答えられなかったんだろう」と、自分がわかっていなかったところがはっきりして、知識が整理されていきます。
そしてそれが分かったら、自分でもすっきりしますし、忘れることが少なくなってきます。
あの時、こう答えればよかったんだ、という記憶が強く残りますから。
だから答えられなかったとしても、それも学びになります。
教えることは2度学ぶこと
人に何かを教えるには、自分がそのことをよく理解している必要がある。
友だちの質問に答えた方は、みんなそんなことを感じておられるのではないでしょうか。
聞かれたときに答えられたら、一層印象に残る。
聞かれたときに答えられなくても、調べなおして、記憶にとどめる。
教えることは2度学ぶこと、といいます。教えられるぐらいよく理解するには、学びが必要だからです。
生徒さんにも「お友だちからの質問はどんどん受けたらいいですよ、自治会などの役員もどんどん引き受けたらいいですよ、きっと力になります!」とお話ししてます。
そしていよいよという時は私がついてる(笑)、と。
質問に答えると実力も上がる
生徒さんの中に「私、友だちから先生って呼ばれているんです。スマホに詳しいと思われてるみたいですよ、 かなり怪しい先生なんですけど。でも私の後ろに大先生がついてるから、って言ってます(笑)」とおっしゃる方がいます。
友だちの質問に答えるようになって、その方の実力は確実に上がってるなぁ、と感じる瞬間がたくさんあります。
親しい人に頼られると「何とかしてあげたい」という気持ちが働いて、頑張れるんですね、きっと。
だから友だちに質問された時はチャンス。
「えー、私もわかんないから」とおっしゃらず、答えてあげようとしてみてください。調べたり思い出したりしたことは、友だちだけじゃなく、きっとあなたのためになりますから!