1月12日に「広辞苑」が10年ぶりに改訂されました。10年ぶりの改定で「スマホ」「ツイート」「アプリ」などの言葉が収録されています。
広辞苑って、太い辞書ですよね。でも私が最後に辞書を買ったのはいつだろう?
英語の勉強をしている時に、英語辞書を買いましたね。学生時代。
あれが最後かなあ。
私、辞書を読むのは大好きです。一つの言葉を探すために辞書をめくるわけですが、その周辺の言葉も目に飛び込んできて、新しい言葉を知ることになります。紙の良さですね。
第六版刊行後、10年の間に収集した約10万語の候補の中から厳選した新語1万語を追加で収録しています。
10年ひと昔と言いますが、その間に新しい言葉が続々登場しているわけです。
「舟を編む」という映画がありました。辞書編纂のお話でしたが、辞書を作るのってものすごい手間がかかるんだなあ、と感じました。集中力、根気強さが必要な作業です。
辞書を見るとは、あの映画を思い出します。
そこで今回の広辞苑には、新しい言葉が1万項目が追加されました。1万項目追加されるとページ数にして140ページも増えてしまうんですね。
でも、機械で製本できる厚みは80mmが限界。ページは増える、厚みは増す。さあどうするか。
厚みを80mmに抑えるために、用紙も開発されたそうです。
チタンが配合された用紙で、紙の1枚1枚をものすごく薄くすることで、80mmに収まるようになっています。
辞書の紙ってものすごく薄いのですが、破れにくくなっているのですね。
今までは1枚の用紙が0.05mm、今回はそれを0.0475mmの薄さにして、ページが増えても厚みを抑えてあります。
使用されているのは「岩渕淡クリーム辞典用紙」というものだそうです。
静岡県富士市の岩渕工場で作られた用紙なんですって。
今回新たに追加された言葉で、ITに関する言葉もたくさんあると思いますが、その一部が公開されていました。
・アプリ
・クラウド
・スマホ
・ツイート
・フリック
・ブロガー
・ブルーレイ
・メアド
・ビットコイン
・自撮り
・スティーブジョブズ
皆さまだったら、何と説明されますか?
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