計画運休、最近多いですよね。
10月とはいえ、台風シーズンはまだ続きます。
「線状降水帯」なんて、最初は耳慣れない言葉だったけれど、すっかり日常に浸透した気がします。
まだ雨も降っていないのに、もう止めるの?
なんか、大げさすぎない?
空振りでは・・?
あれほど「来る、来る」と言われていた台風が、思ったほどの雨を降らせなかった、よく晴れた朝。そんなことを想わないわけでもありません。
でも調べてみたら、この計画運休には、ちゃんと理由があるんですね。
計画運休は「大げさ」ではありません
計画運休が始まったのは、2014年10月のJR西日本です。
首都圏では2018年9月30日の台風24号のとき、JR東日本が初めて在来線を前もって全部止めました。
実はその翌日、私は「京葉線沿線なら、台風の朝はTwitter」という記事を書いていました。この記事のいちばん下に載せておきます。
国土交通省がまとめた資料(2019年7月)には、計画運休をする理由がこう書かれています。
「駅と駅の間で電車が止まるのを防ぐため。」
強い雨風の中、駅と駅の間で電車が止まって、何時間も降りられない。
電車は「駅」で止まるとは限らないんですね。
もし「駅」に停車する前に、足止めを食らったら。
そうなると・・・トイレは? もしも体調が悪くなったら?
想像すると、ちょっと怖いですよね。
前もって知らせれば、早めに帰る人が増えます。
乗っている人が少ないうちに止められます。
2018年の台風24号では、予定より早く止まってしまった電車もありました。
それでも乗っている人が少なかったので、大きな混乱にはならなかったそうです。
それから、台風が通り過ぎたらすぐに電車が走れるわけではありません。
「点検」があります。台風が通り過ぎたあとで、線路に倒れた木や飛んできた物があったら大変。そのために、電車を走らせる前に線路の点検があります。
だから「もう晴れてるのにな、なんで電車走らないんだろう」と思っても、その間に安全に電車を運行させるために働いている人たちがいるんですね。
そういうところまで想像がわかなかったな。
2019年の台風15号では、朝8時ごろに動く予定が10時ごろまでずれ込み、駅に人があふれました。
結果的に「空振り」だったとしても、途中で電車の中に閉じ込められるよりずっといい。
「乗ってから」じゃなくて、情報があれば「乗る前」に判断ができる。
これが大事なことなんですね。
国の資料では「48時間前に止まるかもしれないことを知らせ、24時間前に詳しい計画を知らせる」が目安になっています。
悪天候に見舞われたときは、前の日の夕方には、自分で確かめる習慣をつけておくと安心です。
情報は出所にあたろう
さて、その情報ですが、何で調べるか。
テレビのニュースは、自分の知りたい情報がいつ出てくるかわかりません。
だから、自分が乗る路線のことを知りたいときは、鉄道会社が出している「公式」の情報にあたるのがいちばん確かです。
JR東日本なら、公式サイト、公式X、LINE、そして「JR東日本アプリ」があります。
この「JR東日本」のアプリ、乗換案内にも使えますが、すでにもう自分のお好きなものを使っている方が多いのではないでしょうか。
だからここでは、「よく乗る電車の運行状況を、いち早く知る」ことに絞って、路線の登録のしかたをご紹介します。
アプリを入れたら、最初に聞かれること
アプリを入手して開いたら、iPhoneの場合、【アプリにトラッキングしないように要求】をタップします。

位置情報は【アプリの使用中は許可】。
最寄り駅を出すのに使います。

通知は【許可】。
運行情報のお知らせを受け取るので、ここは許可しておきます。

利用規約の画面です。このままでは【同意する】がグレーになっていて押せません。

【利用規約】【プライバシーポリシー】に印をつけると、【同意する】がタップできるようになります。

経路検索の画面が出ました。

運行状況を見る
下の【運行状況】を押すと、関東エリアの路線図が出ます。
色がついているところで、乱れが出ています。
今日も、上に赤い帯で【台風25号の影響について】と出ていました。
台風の影響でまだ通常ダイヤに戻っていない路線が、千葉にはあるのです。
復旧まで時間がかかるそうです。

【運行状況】の上に、【すべて】【JR線】【私鉄・地下鉄線】と分かれていて、それぞれタップすると切り替えることができます。

よく乗る路線を登録しておく
自分のよく乗る路線を登録しておきましょう。
【運行状況】の【よく見る路線】をタップします。

【登録する】をタップ。

【追加したい路線は?】に路線の名前を入れます。

路線名は全部入力しなくても大丈夫。
「けいよう」と入れると【京葉線】が出るので、タップします。

通知の条件が出ます。
平日、6時〜20時、30分以上の遅れ。
このまま【路線を追加】をタップします。

もう一度入力欄が表示されます。

「むさし」で検索して【武蔵野線】をタップします

これでよく見る路線が2つになりました。
続けて【路線を追加】をタップ。

「そう」と入力し、【総武本線】をタップして追加。

3つの路線を登録しました。
路線名の右にある通知のスイッチを入れると、その路線の通知が届きます。
私は毎日電車に乗るわけではないので、路線の登録だけにしておきました。

【よく見る路線】の画面です。
登録した路線がここで確認できます。
総武本線には赤い✕と【運転見合わせ 台風】。
武蔵野線と京葉線は緑の○で【概ね平常運転】。
よく使う路線なら、登録しておけばひと目でわかります。

総武本線を押すと、八街〜成東の上下線で運転見合わせ、原因は台風、と出ました。
台風25号は9月中旬の台風でしたが、まだ運転見合わせの路線もあるんですね。

京葉線は【概ね平常運転】。たいていはこういう表示でしょうが、これから台風シーズンなどには、平常運転がどれだけありがたいか、思い知ることになるのでしょう。

前よりも計画運休多くない?なんて思っていましたが、乗った電車が途中で止まって閉じ込められる可能性を考えたら、これも仕方のないことなのかな、と思いました。
計画運休が発表されたら、予定を前倒しにする。
急がない外出は延ばす。
「え??電車動かないの?」とつい思ってしまいがちですが、平常運転、通常運転を実現するために多くの人の見えない働きがあることを、思い出さなくてはいけませんね。
自分の行動を決めるのは自分ですが、その元になる情報は、公式のものを自分で取りにいくようにしましょう。
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