「暁です」
「素晴らしいじゃないの、あなた!」
AI音声を試していて、思わず声に出てしまいました(笑)
AIには「書いてやりとりする」だけじゃなく「しゃべってやり取りする」モードがあります。
ChatGPTに、新しい日本語の声が仲間入りしました。
男性の声の「りんどう」と、女性の声の「ひまり」です。
アクセントがより自然になったということで、さっそく、りんどう君と話してみました。
声の選び方
ChatGPTには、ライブ音声モードがあります。
入力欄の右端、青い波形の部分です。
今までは、私が話す → AIが話す →私が話す と言うように順番に話さないと会話がかみ合わなかったのですが、今回の「りんどう」「ひまり」は、声が被っても会話が続行できるし、あいづちなども打ってくれるんですよね。
人と話している感じを演出してくれます。

その、声の選び方です。
(1)【…】をタップし【メニュー】をタップ。。


(2)メニューの左下の歯車をタップ。

(3)【音声】をタップ。

(4)【音声】をタップ。

(5)日本語の「ひまり」か「りんどう」を選びます。私は、りんどうにしてみました。

(6)声を選んだら【<】で画面を戻り

(7)【モデル】が【Live】になっていることを確認。【<】をタップして画面を戻ります。

百人一首クイズ、「かみのく」です
音声で話すときに、私がいつも試していることがあります。
それが、百人一首のクイズです。
日本という国の古典である「百人一首」の情報がどれだけ学習されているのか、AIが登場した当初から、時々実験しています。
ChatGPTの入力欄の右にある、波の形のボタン(ライブ)を押して話しかけます。

「私に百人一首クイズ出して」と話しかけてみました。

そうしたらりんどう君、「上の句」を「うえのく」と読みました。
日本語には音読み、訓読みとありますから、判断が難しかったのかもしれません。
私:今、うえのくって言ったよ
りんどう君:わかりました。以後、「かみのく」で統一しますね
「最初の5文字ぐらいでいいよ」とお願いすると、それにもすぐ合わせてくれます。
ちはやぶる、むらさめの、ひさかたの……と、テンポよく進みました。
「これはもう、私が出すまでもないですね」なんて言われてしまいましたが、有料版と無料版の違いはあるようです。
無料版の方は、百人一首クイズのレパートリーが少ない。
私が「それさっきも出たよ」といっても、しばらくするとまた同じ歌をクイズにしてきます。
一方、有料版の方はクイズで同じ歌を出すことは少なかったです。
もちろん私との付き合いが長い、百人一首のこともたびたび聞いたりしてる、という背景が影響しているのかもしれませんが。
りんどう君が「心にも」とクイズを出すので、私が「心にも あらでうき世に~」と続けます。
この歌、特別なんです。そこでりんどうくんに、ひとつ聞いてみました。
「この歌、嵐の大野くんのソロ曲に入ってるのよ。なんていう曲か知ってる?」
少し待たされましたが、
りんどう君「暁ですね」と答えてくれました。
すごい!!と思いました。本当に。
2つのことを、同時にお願いしても
話題を変えて、こんなことも聞いてみました。
「話し始めに、必ず『悪いけど』とつける人の心理って、どんなものだと思う?」
りんどう君の答えは、「場を荒立てたくない気持ちが、先にクッションを置かせているのかもしれませんね」。
なるほど、と思いました。
そのまま「ついでに、来週の予定の確認もお願い」。
少し時間はかかりましたが、カレンダーの予定を日付と曜日つきで読み上げてくれました。
合間合間に言葉をはさんでも、会話がつながる。りんどう君が答えを考えている間に、別の質問をしても、会話が成り立つ。
前はそこで会話が途切れてしまったり、前の会話に戻れなかったりしたのですが、今は「さっきの回答ですが」と、複数の話題が進行していても、ちゃんと会話が成り立つところがすごいと感じました。
コントに、キラキラの話まで
「私とコントとかできる?」と聞くと、「お嬢さまがボケの方が自然かなと思います」。
しっかり役割分担まで考えてくれます(笑)。いやボケってどうやるのかわからないけど・・
年齢が高くなると、キラキラしたものを身につけたくなるのはどうして? とも聞いてみました。
「足りないから、と決めつけなくてもいい。好きだから、気分が上がるから、それも十分な理由だと思います」
とのこと。物言いは柔らかく、決してこちらを否定しない。相手を立てる言い方もしっかり心得ているみたいです。
日本語の読みは、まだむずかしい
りんどう君に「詩吟を歌える?」と聞いてみました。
節をつけて歌うことはできないそうです。
そこで、織田信長が最後に舞ったとされる「アレ」を歌えるか?と聞いてみたところ、「アレ」でちゃんと通じたようで、幸若舞の「敦盛」の話題になりました。
「人間五十年……」と始まりましたが、途中で聞きなれない「ほろせぬものも~」という声が聞こえてきました。
「りんどう君、それ『滅せぬ(めっせぬ)』って読むんだよ」と何度か直して、ようやく「小さい『っ』が入る読みですね」と言い直してくれました。
上の句(かみのく)の読み方といい、滅せぬ(めっせぬ)といい、日本語の読みはAIにはまだむずかしいものもあるようですね。
最後に、りんどう君の好きな百人一首を聞いてみました。
選んだのは「瀬をはやみ」の一首。
「離れても、また会おうっていう気持ちが好きなんです」
君いいセンスしてるね、と思わず言ってしまいました(笑)
使ってみて思ったこと
とてもなめらかに、そして素早く会話が続く。
AIもどんどん進歩して、これはなかなかすごいな、と思いました。
会話がかちあっても、人間だったら、どちらかが待つなどして、ちゃんと会話が成立します。
百人一首のクイズも、有料版・無料版で違いはあるものの、ちゃんとクイズとして成立していました。
これ、相手が人間だったとして、例えば夫に「私に百人一首のクイズを出して」と頼んでも、そもそも興味もないことは知識のストックもないし、なかなかやってくれないんじゃないかな、と思います(笑)。
AIならずっと付き合ってくれます。
手が離せないときに予定を聞く、自分の知識をクイズで確かめる。
外ではなく家の中なら、声でいろいろ確かめたり、気分転換したり。そんな使い方もいいなと思いました。
一人暮らしの方で、一日誰ともしゃべらずに、声を出すこともない、という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時、趣味や興味があるものについて、AIとおしゃべりしてみるのはどうだろうか。と思いました。
自分の興味関心があるものなら、会話も続きやすいと思いますし、誰もしゃべり相手がいなくて、ずっと口を閉じたままでいると、口周りの筋肉も衰えてしまいます。
しゃべるって、やっぱり人間にとっては大事な活動だと思います。
AIを利用してみる、という感覚でAIとのおしゃべりもたまにはいいのではないかと思います。
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