8/26(水)の夜、パソコムプラザの月例ウェビナー「災害とスマホ」を開催しました。終了後にお願いしたアンケートに、40名の方がお答えくださいました。ありがとうございます。

今回はその声をご紹介したいと思います。「みんな、どんなことが不安なんだろう?」——それが分かるだけでも、備えのヒントになります。
ウェビナーのアンケート結果 ― 40人の声が集まりました
まずは数字から。内容について(複数選択可)は、こんな結果でした。
- 役に立った……35人
- 知っていることが多かった……9人
- 知らないことが多かった……5人
「災害への備え、自分ならこうしておこうかな?とアイデアがわきましたか?」
という質問では、5段階の中で4以上をつけてくださった方が32人。多くの方がウェビナーでの話を聞いてくださったあとで、何かしら「やってみよう」を持ち帰ってくださったことになります。
ウェビナーを知ったきっかけは、教室の広報誌「なでしこ」とホームページ、教室のSNS。ご参加くださった方の多くは現在教室に通っていらっしゃる方でしたが、以前受講された方、友だちに誘われて今回初めて参加した、という方もいらっしゃいました。
災害時のスマホの不安 ― 3人に1人が「充電」と答えました
「これが不安」をひとつ挙げていただいたところ、いちばん多かったのが電気のことでした。
充電、電池切れ、モバイルバッテリー、電源の確保……言い方はちがっても、半数以上の方が同じことを心配していらっしゃいます。
「モバイルバッテリーで充電しながら使用するとして何日くらいもつだろうか? 停電が長引く災害であったらどうしよう!」
「モバイルバッテリーをつなぐコードの予備を準備」
「絶対に火災が起きないというものが欲しいです」
スマホは充電が切れればただの板です。
「持っている」で安心せずに、今日ちゃんと充電されているか、コードは合うものが入っているか。
バッテリーは買った日がゴールではなくて、ときどき開けて確かめるところまでが備えなのでございます。
バッテリーの次に多かったのが、「いざというときに、ちゃんと操作できるだろうか」という不安です。
「いつもできていることが、その時落ち着いてできるかな……」
「ここを見ればこんな情報が得られるということが、咄嗟に出てくるか? 心配」
「いざという時、手順を思い出せないこと。歳とともに強く思います」
これは、とてもよく分かります。知っていることと、慌てているときにできることは、別ものですから。
私も、いつもやっている慣れている操作が、地震速報の警報が鳴っているとなぜか慌ててしまってできない、ということ体験済みです。
だからこそ、何度も何度も、体が覚え、指が覚えるまで練習ですね。
そのほかにも、通信環境やWi-Fi、スマホの水没・故障、「不確かな情報やニセメールにひっかからないか」「市からの情報が遅い」といった声が寄せられました。
ウェビナーのあとにやってみたいこと ― 感想からいただいた宿題
感想欄には、「早速これをやります」という具体的なお返事がたくさん並びました。
「ヘルスケアに連絡先をまとめておくことを知りませんでした。一人しか入れていませんでした」
「防災の準備、一つ一つがバラバラでした。メモにまとめてスクショしておきたいと思います」
「今日の大きな学びは、緊急時連絡先の作成とスクショ、コード付きのイヤホンの準備です」
「早速、教えて頂いた『防災アルバム』作りにとりかかろうと思います」
「防災リュックの場所は分かるけど、去年の防災の日からぜんぜん開けてないなぁ。再度確認したいと思いました」
うれしかったのは、「知っている」で終わらせない方が多かったことです。
「たとえ知っていても、災害に関しては繰り返し繰り返し学ぶことが大切だと感じました。情報もバージョンアップしていくので。小学校の火災避難訓練と同じだと思っています」
この一文に、繰り返し学ぶことの大切さが詰まっていますね。
「備えも進化していると感じました。アップグレードしなくてはいけませんね」という方も。防災グッズだけでなく、スマホの中身も年に一度は点検。9月1日の防災の日は、ちょうどよいきっかけです。
そして、こんな声も。
「自分がもっとスマホを使いこなせるようになって、避難所で周囲の人に教えてあげられれば良いなと思いました」
「地域に還元できるように学ばないといけないです」
「地域に還元」という発想、素晴らしいな!と思いました。
スマホの備えは、自分のためだけのものではないのですね。先に知ったものが、教える側に回るってとても大事です。
今回のまとめ ― 3つだけ、今日やっておきましょう
- モバイルバッテリーとコードを、今日いちど出して充電を確かめる
- 緊急連絡先をまとめて、スクリーンショットにして持っておく
- 入れたきりの防災アプリを、ときどき開けてみる
「間隔を置いて、防災の講義をお願いします」というリクエストもいただきました。
忘れたころにまた、いっしょに確認しましょう。ご参加とご回答、ありがとうございました。


