情報リテラシーを高めよう

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
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和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方向けのスマホ講座をしたり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、セミナーをやったり、ビジネス活用講座をやったりしています。今までのスマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、わたし時間、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビなど)。お仕事のご依頼はこちらからお願いします→仕事に関するお問い合わせ

このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

今日のブログは、パソコムプラザで毎月発行している教室情報誌「なでしこ」11月号で取り上げましたフェイクニュースについてです。

11月初旬、報道番組「日テレNEWS24 LIVE」の番組ロゴが使われた、岸田首相フェイク動画がSNS上で拡散されました。生成AIを使って岸田首相の声や口元の動きを加工し、番組ロゴを付けてニュース動画に見せかけたもので、日本テレビはこれに対し抗議声明を発表しました。

誰でもAIが使える時代です。画像生成、動画生成も簡単にできてしまいますから、これから私たちはこういうフェイクニュースに出会う確率が非常に高くなってきます。

こうしたフェイクニュースには今後とも気をつけていかなくてはいけませんが、拡散されやすいフェイクニュースの内容には、特徴があるようです。

<健康にかかわるもの、生命を脅かす差し迫った内容>
● ○○社の製品で深刻な副作用が出た、後遺症が出た、今すぐ使用をやめて
● 地震で壊れた檻から猛獣が逃げ出した、危険だからみんなに広めて

<メディア批判や陰謀論などの内容>
● 本当は○○だったが隠ぺいされている
● ○○に関してはメディアが報道しないように忖度されている

<社会的不安や差別をあおる内容>
● 特定の社会的、民族的グループを攻撃し、社会的不安をあおる

 

私たちがフェイクニュースに騙されないためにどうしたらいいか、AIに聞いてみました。

【信頼性のある情報源を確認する】
情報を確認する際には、信頼性の高い情報源からの情報を優先的に信じるよう心がけましょう。
情報には出所によって「一次情報」「二次情報」「三次情報」という段階があります。

<一次情報>とは、出来事や現象を直接見たり、自身が取材したりして得た資料を指します。新聞やテレビといった主流メディアが取材した上で報じる情報、公的機関の発表、企業などの公式発表などです。

<二次情報>とは、自分が直接見たり聞いたりしたわけではなく、一次情報をもとに編集された情報や、一次情報を持つ他人から見聞きした情報のこと。また本などの媒体からの情報もこれに当たります。
最近ではテレビや新聞でも、自分で取材は行わずにSNSなどネット上の情報から記事を作ったりしているケースもありますね。

<三次情報>とは、情報源が分からない情報のこと。出所のわからないものなので、情報の信頼性は格段に落ちます。ネット上にはこうした情報が溢れているので注意する必要があります。

【複数の情報源を比較する】
同じ情報が複数の独立した情報源から報じられているかどうか確認しましょう。<一次情報>だったとしても、テレビだけ、新聞だけ、専門家の意見だけと一つの情報源で安心せず、複数の情報を比較することが大切です。モノの捉え方は立場や人の考えによっても変わってきます。

【情報の感情的な側面に注意する】
ニュースが感情を刺激するような言葉遣いや主張を含んでいる場合、その情報を疑ってみましょう。

【専門家の意見を聞く】
専門家や学者の意見や解説を参考にしましょう。これも、調べたいことに詳しい複数の人の情報を見てみることが必要です。

【自分のバイアスに気をつける】
自分の政治的、宗教的なバイアスや信念に影響を受けず、
客観的に情報を評価しましょう。

【情報リテラシーを向上させる】
情報リテラシーを高め、フェイクニュースを識別しやすくするためのスキルを磨くことが大切です。

 

欲しい情報は何でもネットに載っている、と思われがちですがネットの情報は玉石混合です。
教室の在校生の方には折に触れてご説明していますが、この「情報リテラシー」という能力を高めることが必要です。「情報リテラシー」とは「情報を的確に判断できる力。インターネットや本、新聞、テレビなどから得る情報を見極め、信頼性が高いものとそうでないものを見分け、得た情報を適切に利用したりする能力」のこと。
この力は現代を生き抜くために必ず必要となってきます。

まずは「知りたいこと」がすぐ調べられるかどうか。そしてたくさんの情報から信頼性の高いものを見極められるかどうか。
テレビだけ見ていてもだめなのです。新聞だけ、ネットだけ、この人だけ、というのではなく、例えば大きなニュースがあったら「他はどう言っているのかな」「どういう解説をしているのかな」といくつか見比べてみる癖をつけておくとよいでしょう。

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◆この記事を書いたのは・・・
 この記事を書いた人:増田由紀 

オンラインで学べる 大人のためのスマホ・パソコン教室 「パソコムプラザ」(047-305-6200)代表 。和風なものや嵐が大好き。好きな場所は京都や沖縄。
2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
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