手渡された2つの単語で、何か話せますか?
参加したエクスマのエヴァンジェリストコースで、おもしろいワークをやりました。
トランプを2枚引いて、そこに書かれた単語で即興のスピーチをする、というものです。
わ~面白そう。
トランプに何が書いてあるかはわかりませんが、カードを引いてから1分は考える時間が与えられます。
そして数分をめどに即興スピーチ。
私が引いたトランプには「時計」と「Rock」と書いてありました。
Lockだと「ドアがロックされちゃった」だけど、
Rockだから、「岩」という意味でもあるし、「ロックンロール」のロックとも言えるし。
私は、音楽のロック、という意味に取りました。
時計でしょ・・・
ロックでしょ・・・
と考えていたら、1分経っちゃいますね。
その間どんなことを考えているかというと
ロック → 音楽 → 好きな曲名 → 時計がつくかな~
でも待って、私の好きな「時計」という言葉の付く曲、みんな絶対知らないしなあ。。。
時計 → 時間を図る → ポモドーロ法 → iPhoneが時計代わり → 集中
→ 好きな曲をかけながら集中してる
みたいな光景がなんとなく浮かんできました。
単語から何を連想するかは、人それぞれ。時計が「時計」にしか見えなかったら、時計に関する何かうんちくを話さなくちゃいけない、となり、でもそれは音楽の「ロック」とは接点が見つからない・・・。
と、話がつなげないかもしれません。
Rockという言葉で音楽の「ロック」以外にイメージが湧かなければ、ロック聞かないし、ミュージシャン知らないし・・・、時計とどんな関係が??
と、話がつながらないかもしれません。
何を見て、何を感じるか。
そしてどんな関連性を持たせるか。
これは講師業にも通じるものがあります。
生徒さんがおっしゃった一言、その一言で一体何を伝えようとしてくださっているのか。
講師は一生懸命考えます。
こういう意味なのかな?
それともこういうことをおっしゃりたいのかな?
もしかしてそれは、こういう場面の中でのことかな?
想像力を働かせます。
これには慣れも必要ですし、場数も必要です。
何回もそういう経験があって積み重なってくるものもある。
また、自分の発想の枠を飛び越えたところに展開することもあり、「え~!? そっちか~!」と意外な結末を迎えることもある。
そういう経験をすればするほど、イメージの引き出しも増えてきます。
一つの言葉を聞いて、こんな連想も、あんな連想もできる。
また、引き出しのバリエーションも増えきます。
一つの言葉をそのまま使う以外にも、関連する言葉に絡めて使ったり、その言葉の一部分だけを使ったり、
別の意味で使ったり、別の言葉に忍ばせたり。
目に映ったもの、小耳にはさんだ言葉で、いくらでも練習できそうですね。
他のメンバーは、例えば
「エジソン」と「恐竜」
「馬」と「雨」
などのカードを引いていました。
でもね、こういう時にも「引きが強い」という人がいるんですね。
乗馬が趣味の私のルームメイト。
まさかまさかの「馬」と書かれたスタンプを引き当ててました。
すらすらしゃべってました(笑)。
いやー、引き寄せるのも才能だと思う。本当に。
彼女です(笑)。
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