1年間にかけて学んでいたエクスマでは、人前で話すプレゼンが何度もありました。
プレゼンはただきれいに、上手にまとめるだけではなく
聞いた人に何らかの作用をもたらすものでなくてはいけません。
そのことを私は学びました。
聞いた人が、これをやってみよう、こうしてみよう、とすぐに行動に移せることをお話しできるかどうか。
こうなってほしい、という思いをどれだけの熱量で届けられるか。
「いい話だった」「わかりやすかった」で終わるのではなく
心が動く、その人が何か行動を起こす、そんなプレゼンをしたいものだと思います。
プレゼンの資料作成に悩んでいた頃に、もう一度読み直してみたのがこの本です。
心に留まった個所を、付箋をつけてチェックしました。
本の内容も十分参考にさせてもらって、スライドを全部作り直したわけです。
本の中には、いいことがたくさん書いてありました。
時々、スティーブ・ジョブズのプレゼンをYouTubeで見ます。
次に何を話すかもうわかっているけれど、間の取り方や会場の盛り上げ方はすごく上手で参考になります。
何より、ご本人が楽しそうに、自信をもって語り掛けている。これに尽きると思います。
話す内容は全部頭に入っている。その上で、話すことを楽しんでいる、そんな感じを受けます。
本の中には、スティーブ・ジョブズが周到な練習をしたと書いてありました。
もちろん私も、練習をしました。
しましたが、一言一句間違えないように暗記するような、そういう練習ではありませんでした。
やり方は人それぞれですが、しゃべるための台本を作り、それをしっかり頭に把握して、30分の時間をちゃんと図り、当日は台本を見ないですらすらしゃべれるようにしてくるという人もいます。
これは練習をしっかりする派。と言えるでしょうね。
私は、30分時間を計って何度も練習する派・・・ではありません。
頭の中でずっと考えているタイプ。
ひたすらスライドの内容を考えて、こうかな、ああかな、と頭の中で想像している時間が長いタイプです。
考えをめぐらして、話の流れを何度も確認して、後は「当日、出たとこ勝負」的なところがあります。
何も考えないで出たとこ勝負は怖いですけれど、考えに考えての出たとこ勝負は、意外とうまくいこことがあります。
もちろんそれまでにものすごーーーく考えておくんですけれど、当日、その場で皆さんを見ながら話す時のほうが、言葉が生き生きしている、ということがよくあります。
覚えたセリフじゃないからかもしれません。本当に、心の中から自然と出てきた言葉のほうが、伝わる気がします。
おそらく私は、何度も練習すると、自分の中で使い古した言葉みたいに感じてしまうタイプなのかもしれません。
何度も自分が聴いているから、自分が飽きちゃうのかな?
だから私がプレゼンする時は、ちょっと即興的なところもありますね。
プレゼンは自信をもって、語り掛けるように、と言います。
でも自信は持つものではない。
自信は持てない。にじみ出るものなんじゃないかと思います。
にじみ出るまでやらないと、自信なんて出てこない。
熱量をもって届けるのも同じだと思います。
熱い思いは、持とうと思って持てるものではない。
どれだけそのことを思っているか、思いが強ければ、自然とにじみ出るものではないのかしら。
出せるものじゃないと思うのです。
プレゼンは練習する派? しない派?
と聞かれたら、私はたぶん「しない派」。
でもにじみ出るまで考える派、です。
それが大変なんだよね。
真剣に自分がそう思ってないと、何も外ににじみ出ないからね。
そんなことを学びました。
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