こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
スマホは人生の相棒。何歳からでも遅くない!
「シニア×スマホ」の世界を明るく照らす案内人です。和風なものと嵐が大好きです。
本や講座、セミナーやSNSで、楽しく・わかりやすく伝えています。
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暑い日が続いているので、ちょっとでも部屋を涼しくしたい、とネットを見ていると
「世界最小のエアコン」
「3秒で一気に部屋の温度が16度に」なんて広告が表示されます。
しかも「パナソニックが開発」「ヤマダ電機」「東京大学と共同開発」「消防庁認定」などの表示があり、「それならを、買ってみるか」なんて思ってしまう方もいるかも。
でもその広告「偽物です!!」。騙されないで!
偽広告にはこんな特徴があります。
- パナソニックが開発した世界最小のエアコン
- 消防庁認定で外気温が40度でも、16度の涼しい風が
- ソニーと東京大学が共同開発
- 外気温を自働で判断し、1秒で16℃の涼しい風を感じられる
※東京工業大学は、東京医科歯科大学と統合し、2024年10月1日に「東京科学大学」に名称変更しました。
※正確には、東京管区気象台
※2025年度の受賞決定は2025年12月中旬
製品紹介広告の不審点
× 動画の日本語がたどたどしいのでは?
× パナソニックとやヤマダデンキが作っているなら、なぜそこが販売しないのか?
× 消防庁認定といっているが、公的機関が商品の購入促進につながるような認定をすることがあるのか?
× 0.1秒で16℃の涼しい風を感じることができると述べており誇大広告っぽい。
広告に流れる動画の、日本語のたどたどしさは、おそらくそのうちAIが学習して、滑らかな日本語を話すようになると思います。
でも、「パナソニック」や「ヤマダデンキ」などの名前がついている商品なら、それらの公式HPで同じ商品があるのかどうか、調べることはできそうです。
消防庁や気象台といった公的機関が、民間の一商品をお勧めすることもないので、そこも見分けるポイントになるでしょう。
そして価格があまりにも安いものは、疑ってみることをお勧めします。
実際に買った方のインタビューをテレビで見ましたが、箱を開けた瞬間に「騙された」と感じるほど、まったく違う商品が送られてきたようです。
「すぐに処分したい気分だ」とおっしゃっていましたから、お金を払ってゴミを買ったようなことになってしまいますよね。
こう暑いと、安く手に入る冷房グッズはありがたく感じてしまいますが、安物買いの銭失いにならないように、よく注意しなくてはいけませんね。。。