「みんな」ってホントにみんな?

こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室「パソコムプラザ」代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。
「シニア×スマホ」の世界を明るく照らす案内人です。和風なものと嵐が大好きです。
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クリスマスです。夫がケーキを買ってきてくれました。

 

クリスマスシーズンになると思い出す光景があります。

クリスマスイブのことです。私一人、何の予定もなく自宅に帰る電車に向かう。
でも周りは、ちょっと着飾った女の子たち。

 

今日はイブだから、みんなデートの約束かな。

なんだかみんなウキウキしてるな。

みんな洋服可愛いな。プレゼントもらえるのかな。

 

その時私は多分、スランプだったのでしょうね。周りのみんながキラキラして見えて、それに比べて私一人、何も予定もなくて、なんだか取り残されているみたい。

そう感じちゃったんですよね。一人ぼっちのクリスマス、予定もないなんて、なんか女性として終わってる・・・みたいな。「みんな」幸せそう、私だけ置いてかれてる、って思っちゃったんですよね。

でも今ならちょっとわかる気がします。

あの時の「みんな」は、「全員」じゃなかった。

そういう人もいただろうし、そうじゃない人もいたに違いない。

自分が勝手に「みんな」を作り上げていたんだと思います。

 

「みんな」という言葉を使う時には気を付けなくてはいけません。

それホントに「全員なの?」って。

「みんな」とは、そこにいるすべての人、全員、すべての人々を指す言葉で、英語の”everyone”や”everybody”に相当します。物事に対しては「全部」が使われるのに対し、「みんな」は主にに対して使われ、「自分を含むみんな(We)」と「自分を含まないみんな(They)」の2つのニュアンスがあり、文脈によって集団への同調圧力にも、一体感にもなり得ます。 (Webより)

 

クリスマスの、私一人が電車に乗って自宅に帰る、その光景。今でも思い出すんです。

みんなデートの約束があって、みんな楽しいクリスマスを過ごしていて・・

でも私以外に、自宅に帰る人もいただろうし、クリスマスの約束がない人もいたと思う。

あの時の自分に言ってあげたいです。

「みんな」ってみんなじゃないよ、って(笑)。

 

そんなことを久々に思い出したクリスマスでした。

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