こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方向けのスマホ講座をしたり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、セミナーをやったり、ビジネス活用講座をやったりしています。このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
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手術当日となりました。
朝から何も食べません。
午前で2番目の手術の順番です。スマホは持ち込めません、もちろん。
全身麻酔をし、局部麻酔をします。
麻酔をする前、ベッドに横になり頭上に輝く手術用のライト、たくさんの電球が規則正しく輪になって並んでいるなあ・・・深呼吸して・・・というところまでは記憶があります。
気が付いたら病室でした。気が付けばもう夕方です。
そして激しい手の痛み。頭も重たくて痛い。
麻酔をすると頭痛になる方もいます、と麻酔の先生がおっしゃっていた通りです。
頭の鈍痛、肩もバリバリです。
起き上がることもできない。
手が恐ろしいほどにパンパンに腫れていて、自分のおなかの上に腕を置いている感覚なのに、見れば体から離れたところに腕がある。
人間の手って、こんなにパンパンに腫れるものなのか、というぐらい膨れ上がった自分の手に、びっくりするやら恐ろしいやら。
で、とにかく痛い。激痛というよりも、鈍い痛みが絶え間なく押し寄せる波のように、一向に私を楽にさせてくれないのです。体中が鉛のようです。
呻くしかできない・・・
途中でお手洗いに行きたくなるのですが、こんな体で起き上がることもできない。
ナースコールをして看護婦さんに起き上がるのを手伝ってもらうのですが、個室ですからお手洗いが目の前にあるのです。
入院時満床だったため、一時的に個室になりましたが、どうやら2泊目も個室のままでした。ラッキーでした。そして個室で本当に助かったと思いました。数メートルの距離を進むのも容易なことではないのです。
2泊3日の予定ですから、明日は退院です。
でも・・・無理・・・絶対無理・・・こんな体で・・・
病院食は運ばれてくるのですが、何も食べる気にもなりません。
お水を飲むのが精いっぱい。
そのお水も、ベッドサイドに置いてあっても、自分で起き上がって飲むこともできないのです。
そのたびナースコールで看護婦さんに来てもらい、ほんのちょっと口に含むだけでダウン。
ただただ、もう、ただただ時間の過ぎるのをうずくまってじっと耐えて待つ、そんな感じでした。
人生初の外科手術は、手術が終わった時のことまで想像してなかった。
2泊3日だから、意外と軽く済むんだな、なんて思ってた自分を殴ってやりたい気分でした・・・