こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方向けのスマホ講座をしたり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、セミナーをやったり、ビジネス活用講座をやったりしています。このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
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これ何だろう? というときは画像検索
セミナーなどで映し出された画像。
ポスターの絵。
チラシに使われた画像。
資料に掲載された画像。
これ、なんだろうな?
と思っても、「それ」をキーワードで検索できない時ってありますね。
そういう時は、「その画像」そのもので「画像検索」ができます。
iPhoneならビジュアルインテリジェンス
Apple Intelligenceが使えるiPhoneだったら、サイドボタンを長押しすると
【ビジュアルインテリジェンス】が使えます。
※Apple Intelligenceは、iPhone15Proシリーズ、iPhone16シリーズで使えます。
調べたい対象にiPhoneを向けてサイドボタンを長押ししてみる。
光がぐるっとホーム画面を一周します。
見ていて楽しい効果ですね。

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右下の【検索】をタップ。
すると検索がはじまります。
検索結果が表示されたら見てみたいものをタップ。
すると、画像から情報を知ることができます。

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Androidとそれ以外のiPhoneはGoogleレンズ
Androidスマホをお使いの方。
Googleアプリを入れているiPhoneの方は、Googleレンズがその役割をしてくれます。
同じく調べたいものにスマホを向けてGoogleレンズをタップしてみると
画像から情報を探してくれます。

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下にある【検索】をタップ。

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すると画像から情報を調べ始めます。
こちらの画像は鈴木晴信の浮世絵「やつし費長房」というものらしいです。

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今見ている「それ」から検索できる
私たちは、調べたいものをいつも「文字」で表現しなくてもいいのです。
「あ、これ鈴木春信だ」ってわかっていれば、「鈴木春信」「鶴」などで検索できるかもしれません。でもそういう情報がわからなかったとする。
「今見てる、それ」を説明する言葉が思い浮かばない時には、「今見てる、それ」そのものから検索ができます。これを「画像検索」といいます。
見たものに「これなんだろう」って興味を持つのはとてもいいことです。
何か自分の知らないものを見たときに、「これなんだろうな、でも調べ方がわからないから、ま、いいか、別に」と思う人もいるでしょう。
でも
「これなんだろうな、あ、そうだ、画像で調べるってできるらしい。ちょっとやってみよう!」という人だっている。
ぜひ「やってみよう」という人になっていただきたいです。
「やってみるか」の気持ちが若々しさにつながる
スマホを使うシニア世代の方が、「スマホを使って若々しくいる」って、まさにこの「ちょっとやってみるか」という気持ちがあるか、ないか。だと思うのです。
やるかやらないかは「小さな差」だけど、それが続けばやがて「大きな差」になります。
Apple Intelligenceが使えるiPhoneの方はビジュアルインテリジェンスをぜひお試しください。
「私のは使えないから」という方にはGoogleレンズがあります。
大事なのは「これ何だろうな」と思った気持ちを大切にすること。
「ま、別に大したことじゃないからいいか」とその気持ちにふたをするのか、「ちょっと調べてみるか、え~っとどうやるんだっけなあ」と行動を起こすのか。
この差は大きいと思うのです。
画像検索は、「知らない」を「知っている」に変える、とても身近な最新技術。試そうと思ったら、お手持ちのスマホですぐ利用できます。
検索の仕方もそう難しいものではありません。大切なのは、「これ何だろう?」と思った気持ちをそのままにしないこと。
そこから始まる発見や学びが、日々の暮らしに新しさ、楽しさを運んできてくれます。
スマホを相棒にするヒントは、生活のあちらこちらに隠れていますよ。