こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ＆パソコン教室
（www.pasocom.net）代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀（@yukinojo7）です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
スマホ写真や動画のバックアップは大丈夫？
スマホで撮った写真や動画を、ずっとスマホの中に入れたままにしてありませんか？
もしそのスマホが壊れたら？ 紛失したら？
最近はデジタルカメラを見かけることが本当に少なくなりました。
最近のスマホはカメラの性能もいいので、多くの人がデジカメ代わりに使っていますね。スマホの容量が大きいものをお持ちなら、どんどん撮っても気にならない。
でも、「そこにだけ」保存してあるというのは、ちょっと問題です。
二度と同じ場面、状況で撮ることができないのが写真です。
後から同じものを作るということができません。
必ず「バックアップ」を取る癖をつけておきましょう。
といっても、パソコンに毎回取り込んだり、自分で選んでどこかに預けたりしなくても大丈夫。
Googleフォトを使って簡単な設定さえしておけば、後は勝手にスマホが写真をバックアップしてくれます。
使い方はこちらの記事をどうぞ
スマホ写真のバックアップ、無料で無制限のGoogleフォトで！
自動的にアップロード（保存）してくれるはずのGoogleフォトですが、Googleフォトを見た時に「あれ？ あの写真がアップロードされていない」なんてことも。
その場合、次のポイントを確認してみましょう。
Googleフォトの自動アップロードがオフになっている
１つ目は、Googleフォトの自動ばっぷロードの機能が「オフ」になっているということ。
わざわざそうしてしまったというよりも、何らかの手順で設定を誤っていじってしまったとか、何かのはずみでそうなってしまった、ということもあるかもしれません。
実際、生徒さんからの質問でも、なぜかそうなっていたというケースがあります。
Googleフォトを開き、右上の人型（写真を入れている人は写真）を押します。
これはGoogleフォトの新しい画面ですが、もしこの画面出なかった場合は、左上の「三」を押します。
【フォトの設定】を押します。
【バックアップと同期】を押します。
【バックアップと同期】がオフ（白）になっていませんか？
ここをオン（青）にします。
これで自動的にGoogleフォトに写真や動画がアップロードされるようになります。
Wi-Fiに繋がっていない
Googleフォトに写真や動画をアップロードする時は、Wi-Fiを使います。
スマートフォンにとっては割と体力を必要とする作業です。
Wi-Fiの繋がる場所でアップロードすることが望ましいのです。
それも自宅や職場など、安定したWi-Fiのある場所でのアップロードが望ましいです。
iPhoneの場合、コントロールセンターを出すとWi-Fiのオン・オフが簡単にできます。
丸いホームボタンのあるiPhoneの場合、画面下から上へ指を滑らせます。
ホームボタンのないiPhoneの場合、画面右上から下へ指を滑らせます。
そうすると表示されるのがコントロールセンターです。
Wi-Fiがオフになっていると、白く表示されます。
ここを押すと青になります。これがWi-Fiがオンの状態です。
オン・オフが簡単に切り替えられますが、ついうっかりオフにしたままになっていると、Googleフォトがうまく働いてくれません。
私は旅行などに行った時には、ホテルに戻ったらまずはホテルのWi-Fiに繋いで、Googleフォトを開き、今まで撮影した分の写真や動画をすぐにアップロードしてしまいます。
Googleフォトを開いていない
Googleフォトは「開いて」おかないと、アップロードが進みません。
Googleフォトを入れてあるだけじゃダメなんですね。
でもただGoogleフォトの画面を開いておきさえすればいいのです。
そんなに難しい話ではありません。
バックアップが完了したら、Googleフォトの画面を閉じて構いません。
私はiPhoneの音声アシスタント、Siri（シリ）に頼んでます。
「ヘイSiri、Googleフォト」と言えば、Googleフォトを開くように学習させてあります（笑）。手間がないですね。
「ヘイSiri」
「Googleフォト」と言うと・・・
Googleフォトの画面が開きます。
このままにしておけば、自動的に写真や動画をアップロードしてくれます。
アップロードする時の動画のサイズが大きすぎる
Wi-Fiも繋がっている。
Googleフォトも開いている。
それなのに、あれおかしいな？
あの動画がまだGoogleフォトにアップロードされていない・・・
そんな時は、その動画の「長さ」が原因かもしれませんよ。
Googleフォトにアップロードできる動画のサイズは「10GB」までです。
写真は問題ないと思いますが、ついつい長い動画を撮ってしまった場合や、録画を止めるのを忘れて長い動画になってしまった場合、容量が10GBを超えているかもしれません。
ちなみにiPhoneでは、次のような設定になっています。
▼１分間のビデオのサイズ
40MB（720p HD/30fps. 領域節約）
60MB（1080p HD/30fps. デフォルト）
90MB（108p HD/60fps. よりスムーズ）
135MB（4K/24fps. 映画のスタイル）
170MB（4K/30fps. 高解像度）
400MB（4K/60fps. 高解像度、よりスムーズ）
初期設定の1080p HD/30fpsにしていれば、1分の動画で60MB（メガバイト）
10分で600MB
100分で6000MB＝約6GB（ギガバイト）です。
16.7分で１GBとすると
167分で10GB
167分は2時間47分ですから、約2時間半程度の動画なら、Googleフォトにアップロードできるということですね。
Googleフォトにどうしても写真や動画がアップロードされない、という時は
・Googleフォトの自動アップロードをオンにしてあるか？
・Wi-Fiに繋がっているか？
・Googleフォトを開いてあるか？
・アップロードする時の動画のサイズが大きすぎないか？
をチェックしてみてください。
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