ある集まりで、ご年配の方のスマホ操作を何気なく見ていて気がつきました。
もう今日はスマホを使わない、ということだったのでしょうか、スマホの電源をしっかり切っておられるのです。
テレビや炊飯器と同じ感覚なのかな、いつもそうなのかな?
なんだか気になったので、そして聞けるお相手だったので
「毎回、電源切っておられるのですか?」と私。
「そうね、もう今から使わないし、あとちょっとしたら寝るしね。」
「でも、スマホは、使い終わるたびに電源を切らなくて大丈夫ですよ」とお伝えしたら、
「えっ、どういうこと?」
と、驚いたお顔をされました。
いや、毎回電源しっかり切っているということに、私の方が驚いてるんですけど・・(笑)
そこで、たとえてお話ししてみました。
スリープは、洋服を着たまま一休みしている状態
スマホの画面が暗くなっている状態のことを、「スリープ」といいます。
これは、洋服を着たままベッドで一休みしている状態です。
横になってはいるけれど、着替えてはいません。
だから「お〜い、これやって!」と呼べば、「はい、わかりましたっ」とすぐ起きて、そのまま仕事に取りかかってくれます。

一方、「電源を切る」のほうは、寝巻きに着替えて、ベッドでぐっすり眠っている状態です。
こちらも「お〜い、これやって!」と呼べば起きてはくれます。
ただ、寝巻きから着替えて、身支度をして……と、仕事を始めるまでに少し時間がかかります。
スマホの電源を入れたあと、しばらく画面にりんごのマークやメーカーの名前が出たまま待たされることがありますね。あれが、着替えている時間です。
・・・とまあ、そんなお話をしたら、「毎回切らなくてもいいのね」と納得してくださいました。
「いつも、電源入れてから使えるまでの間、ちょっと待たされませんでした?」と私。
「そういうものだと思ってた」とのことでした。
ふだんは、画面を暗くするだけで足ります
スマホは、家電とは違って、またパソコンとも違って、毎回電源を切る必要はありません。使い終わったら、画面を暗くしておくだけで足ります。
横のボタンを一度押すか、しばらく置いておけば自然に暗くなります。それがスリープです。
電源をちゃんと切らないと、電池が減ってしまうのでは、と心配される方もいらっしゃいますが、暗くなっているあいだはほとんど減りません。
むしろ、使いたいときにすぐ使えるほうが、ずっと便利です。
電話がかかってきたときも、メッセージが届いたときも、スリープなら気づくことができます。
電源を切ってしまうと、その間の電話やメッセージには気づけません。
また、もしも深夜に地震などが起きても、速報などを受け取ることもできません。
電源を切るのは、調子が悪いときと、しばらく使わないとき
では、電源を切るのはどんなときか。
ひとつは、調子が悪いときです。
画面が動かない、アプリがうまく開かない、そんなときは一度電源を切って、入れ直します。そうすると、調子が悪かったものが直ったりする。よくあることです。
寝巻きに着替えてしっかり眠るから、短い時間でも体力が回復するわけですね。スマホには7時間睡眠など必要ないのです。
もうひとつは、しばらく使わないときです。
旅行に古いスマホを留守番させておく、予備の一台をしまっておく、そんなときは電源を切っておきます。
私は何台もスマホがありますから、電源を切っておいてあるものもあります。
でもたいていの方は1台でしょうから、この場面はあまりないかもしれませんね。
毎日きちんと切っていた、その方。モノを丁寧に扱おうとされていたお気持ちもあったのかもしれません。
ちなみに、月に一度くらいの割合で電源を入れ直しておくと、動きが軽くなることがあります。調子が悪くなる前の、ちょっとした手入れとして覚えておかれるとよいと思います。
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