こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
モーニング付きのレッスン
今日はモーニング付きの授業です(笑)。
飲み物を頼めば、このパンケーキがなんと50円でついてくる!!
今日はみんなで、トーストかパンケーキを注文し、モーニングを食べながらのオフ会となりました。
「モーニング付きの授業なんていいね、って家族に言われました(笑)」と生徒さん。
美味しい授業ですね(笑)。
恒例のオフ会、ハワイアンカフェに集まりました。
こんな暑い日は、冷たい飲み物でのどを潤しながら、甘いパンケーキでも食べながら、皆さまのご質問にお答えしていきます。
マイナンバーのこと、マイナポータルのこと、マイナポイントのこと。PayPayのこと、お店のWi-Fiにつなぐには、などいろいろな話題が出てきました。
iPhoneの生徒さんがAndroidの方の質問に答えた時のこと
普段はiPhoneをお使いの生徒さんが、Androidの方から質問されたことがあったと、皆さまにお話を披露してくれました。
Androidの方が「ネットにつながらない」とおっしゃっている。でも自分はiPhoneだったらわかるけれど、初めて見るAndroidだから、どこをどうすればよいか最初わからなかった。
でも画面の上に小さく「飛行機」が見えた。これは「機内モードになっているんだ!」と気が付いて、きっとメニューのどこかに通信に関する名前があって、その中に飛行機のメニューがあるはずだと、いろいろ触ってみて解決できました! というお話でした。
いつも自分が使っていないAndroidで、設定メニューも初めて見る中でも、「多分こうなんじゃないかな?」と解決に至ったその「勘どころ」が、素晴らしいなと思いました。ちなみにその生徒さん、80代の方です。
普段のレッスンの中で、用語の解説もさせていただいていますし、操作の説明だけではなく、メニューの概念や「考え方」「見どころ」みたいなお話もさせていただいてます。
スマホのメニューとは、おおよそこんな風な作りになっているとか、絵柄の意味とか、こんな時はこう考えるというイメージができていたらいいな、と思っているところ、今日の生徒さんのお話は本当に私にも励みになりました。
おおよそをつかむことの大事さ
「おおよそをつかむ」って大事なことです。
「もし皆さまが、初めて見る珍しい食べ物があったとして、でもそれが<野菜>という分類だとわかっていたならば、スーパーでお肉コーナーにもお魚コーナーにも行かないですよね。まずは野菜コーナーに行きますよね。」
「それと同じで、<多分こうじゃないかな?>と思ったら、探すメニューは大体あのあたりかな?と勘が働く。これがすごく大事なことなんです。」
「<これって、あれなんじゃないかな?>と考えて、それがあっていたとする。そうするとその人は一つ壁を突き抜けて、経験値が上がる。また次のステップに上がれる、ということなんです。そしてまた、<これはこうなんじゃないかな?>でやってみたら、それがあっていたとする。するとその人はまた一つ壁を突き抜けることができる。」
「こうやって、その人の知識はどんどん増えていくことになるんですよ。」
と、今日はそんなお話をしました。
私たちも、すべてのスマートフォンの機種を触ったことがあるわけではない。でも皆さまのご質問にお答えすることができるのは、この「勘どころ」を日々養っているからなのです。
前にこうだった、だから多分これはこうだ。
この絵柄はこういう意味だ、だから多分ここからやるに違いない。
そんなことを繰り返し、知識を積み重ねることで、皆さまのご質問にもお答えすることができているわけです。
今日は生徒さんが一つ壁を突き抜けた、そんな現場を垣間見た気がして、とてもうれしかったです。