こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
教室のキャッシュレスの授業を振り返る
今日の授業で、マイナンバーカードの話、マイナポイントの話からPayPayの話になりました。
皆さん今では、コンビニ、タクシーの支払い、美容院、自宅に届いた収納用紙の支払い、そしてお食事会の時の割り勘の支払いまで、PayPayを使っておられます。
思い起こせば、私の教室でキャッシュレスのお話を授業でするようになったのは2018年末のころです。最初はLINEペイからでした。
▼2018年12月7日の記事です。授業でLINEペイをやりました。
▼2018年12月13日、PayPayの100億円あげちゃうキャンペーンで、私はいい思いを・・・(笑)
こちら証拠画像。32,400円お買い物して、32,400円分のポイントが付与されています。実質0円。
▼2018年12月14日の記事、LINEペイのキャンペーンに興味津々の生徒さんが続々、という記事です。
このブログの中で、私はこんなことを書いています。
こうしたタイムリーな話題、眺めているだけではもったいないですし、新しい体験は生徒さんにも積極的にしていただきたいと考えています。それは生徒さんたちにも見極めてもらいたいから、という思いもあります。やってみて、それがどうなるか。定着するのかしないのか。生活が変わるのか、変わらないのか。その渦中にいて体験できるというのは、めったにないチャンスです。
自分で体験し、肌で感じて「やっぱりそうなんだ、そういうことなんだ」とご自身で考える。それとは逆に「なんだかわからない」「ついて行けない」「面倒くさそう」と敬遠して、結局やらない、触れない、体験しないままで終わるのか。
生徒さんにはぜひとも、「一歩前へ」の精神で、こういった新しいものには触れてみていただきたいのです。何といっても私たちがついている(笑)! 試せますからね。
このころはまだ半信半疑、みたいなところがあったんですよね。これが世のスタンダードになっていくのだろうか? そういう疑問を持っている人も多かったと思います。
そして2019年7月11日、この日からセブンイレブンでPayPayにチャージができるようになりました。
▼早速行ってチャージしてみた、という動画を撮りました。
チャージしたお金を、クラスメイトに送金したり、また送り返したりしてもらってます。500円行って、500円帰ってくる。みたいな。
▼2019年7月19日、この週は生徒さんと何度もセブンイレブンに行ってチャージの練習をしました。
この中で私はこんなことを書いています。
大人になると「初めて」のことが減ってくるから
でもね。大人になると「初めて」のことがどんどん減ってきます。
あれも知っている。これもやったことがある。一方、新しいことに対しては、今さら面倒くさい、おっくうだ、今までのことで十分だ、となりがちです。
スマホ決済だって、その気になれば主要なコンビニエンスストアで使えるのです。それは都会でも、地方でも。
もしもお手元にスマホがあって。アプリを入れることができて。そしてほんのちょっぴり、興味がある。そんな時は、新しいことにちょっとチャレンジしてみるのはどうでしょう。
▼2019年10月21日、生徒さんたちと「現金不可」のお店に行ってみました。
割り勘のお金を、「現金じゃらじゃら」とやらずに、スマホで送っていただきました。
あの時、こんな未来が待ってるって、思ってましたか?
そして2022年の夏。
今日の授業では、皆さまが最初に現金をチャージしたのはいつか? をスマホを遡ってみてもらいました。2019年の7月ごろという記録が出てきます。ちょうど授業でやったんですよね。
10円送って、10円戻して、みたいなことも練習でやってたわけです。
それが今、日常の買い物で使え、コンビニに行かなくても自宅でお金が払え、建て替えてもらったお金をスマホで送り、マイナンバーのキャンペーンで国からポイントがもらえる。それを買い物に使うことができる!
そこで私、皆さんにお伺いしてみました。
あの時、こんな未来が待ってるって、思ってましたか?
「思ってなかった」
「怪しいと思ってた」 ・・・と生徒さん。
あの頃、キャッシュレスのある生活のお話を授業でしても
「話は分かるけど、自分が生きているころにそうなってるかわからない。」
「ずっと先の未来にそうなってるかもしれないけど、まだ実感がない」
「若い人ならわかるけど私たちには・・」
「ドラえもんの世界みたいで、なんだか夢のまた夢の話しみたい」
「本当にそんな世の中になるのかな」
という感想の方が多かったかもしれません。
それがたったの数年で、生徒さんが日常的に使う決済手段になっているんです。これがデジタルの特徴。
キャッシュレスよりもっと前に、暗号資産のことを取り上げています。今では経済ニュースで当たり前のように出てくるようになりましたが、あの頃は「怪しくないの?」と思っていた人の方が多かったかもしれませんね。
新しいことをお伝えするのも、私たちの役目
この世界は早いんです。だから数年で状況がずいぶん変わる。もちろん定着するものもあれば、すたれていくものもあるでしょう。でも本当にこの世界は早い。
最近では、メタバースのこと、NFTのことも話題にしましたが、それが「遠い未来」じゃなくて数年先には当たり前になっているかもしれない、ということ。PayPayの登場の時、多くの人がうさん臭さを感じていたかもしれないけれど、今や生徒さんの多くが支払方法として便利に使っておられます。それと似たことが起きるかもしれない。
だから私は、授業でも教室情報誌でもなるべく最新のこと、話題のことを取り上げ、皆さまに体験していただけるようにしているんです、とお話ししました。
皆さまにせっかく通っていただいて、新しいことをお伝えできなかったら、もったいない。
そのためには私たちが最新の情報をキャッチしていないといけません。見極める目も必要です。そのための情報収集が日ごろから欠かせません。
でも数年でこんな風に状況が変わる、ということを、今日は生徒さんも改めて認識してくださったのではないでしょうか。
数年後にどんな未来が待っているか、皆で確かめたいと思います。