画面にくっついてくるメニュー、あれ何ていうの?を解決 Blog Floating Button

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

WordPressでホームページを作っています

教室のHPや私のブログは、Wordpress(ワードプレス)という仕組みで運用しています。

このWordpressというのは、「CMS」と呼ばれます。CMSは「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略です。

Webサイト(ホームページ)に載せる文字や画像、写真、書式やデザイン、レイアウトの情報などを、このWordpressという仕組みひとつで保存したり管理したりします。

以前はホームページを作る専用の「ソフト」を使って作っていたのですが、今はこのCMSを使っていて、一番有名なCMSがWordpressです。これを仕事の合間に勉強しながら、ホームページやブログのメンテナンスをしています。

WordPressには自分のやりたいことを実現できる「プラグイン」という小道具が揃っています。

例えば画面の下に「関連記事」を10個出したいなとか。

例えば投稿記事の中に「お問い合わせフォーム」を載せたいなとか。

例えばどの記事の最後にも「同じ内容のお知らせ」を、過去から現在の記事に至るまですべてに出したいなとか。

そういう「やりたいこと」を叶えてくれる小道具が「プラグイン」といいます。何万ものプラグインが用意されています。

 

何と呼ぶのかわからないと探せない

このWordpressのプラグイン、工夫し組み合わせればやりたいことが叶うのですが、問題はプラグインの探し方です。

「○○がしたい」というキーワードではなかなか探せません。かなり調べます。

たとえば今回、教室のHPの中に「お問い合わせ」のボタンを増やす作業をしました。初めての方でも迷わず「お問い合わせはこちら」を探せるようにするためです。

ホームページを見ている時に、画面を動かしてもずっと「お問い合わせ」のメニューが出ているようにしたい。・・・と文章を書いて検索しても、なかなかいい情報にたどり着けません。

ホームページ作成業者さんだったら、「それは○○という機能だ」「それは○○というプラグインで可能だ」とすぐわかると思うのですが、その専門用語の持ち合わせがありません。

 

検索しているうちにいいキーワードに出会うもの

「お問い合わせ」「ボタン」「ずっとついてくる」・・・でも、いい情報が見つからない。

「お問い合わせ」「画面」「常時表示」これも違う。

「消えない」「お問い合わせ」「ボタン」これでもない。

・・・こうやって、ああでもない、こうでもないと検索しているうちに、「それに近い言葉」を見つけることになります。もう、金脈を掘り当てるに近い作業ですね(笑)。

ここか? いやこっちか? ちょっと関係のありそうな記事を見つけては読んでみる。

ああ、でも私の探している情報じゃない。

じゃあこれか? いやこれも記事が古すぎる。

 

ホームページの中にある言葉を見つけては、「それってこう言うんだ」と新しい語彙に出会う。

その繰り返しの中で、私の検索能力は訓練されている。と信じたい(笑)。

 

そうこうするうちに「追従型」とか「スティッキー」とか「フローティング」という言葉を知ることになりました。

「追従型」とは読んで字のごとく、追いかけてくるってこと。

「スティッキー」とはベタベタするという意味の英語。つまりくっついてくるってことですね。

「フローティング」とは浮かんでいる、つまりページを動かしてもずっと表示されている、ということ。

 

新しい言葉に出会い、キーワードが整う

こうして新しい言葉に出会っては

「追従」「プラグイン」「お問い合わせ」「WP(Wordpressの略)」「ボタン」などとキーワードが整ってきます。

そうか、ずっと画面に表示されてずっとついてくることを「追従型」っていうんだ、と知ることができました。

 

そうして出会った記事をまた読み、その中のキーワードを見つけては、また検索をしていく。

記事があまりに古いと、もうそのプラグイン自体がなかったり。

またプラグインの名前が分かってそれをもとに検索してみると、評価が今一つだったり。

たくさんの記事の中から「これだ」と思うものに巡り合うまで、検索をしていきます。

 

そうして出会ったのが

「WP」「追従」「ボタン」「プラグ イン」という言葉で検索したこちらのページ

記事も古くなかったし、プラグインの名前も説明もちゃんと書いてあった。

「Blog Floating Button」というものでした。

いろいろ試したけど、これなら私のやりたいことできそう。

ようやく見つけたぞって感じです。

ついでに、これを開発した人のTwitterも見つかりました。

Twitterにて、御礼しておきました。

 

今週の教室情報誌「なでしこ」でも取り上げた「プログラミング思考」のところでもご説明したのですが、「膨大な量の情報の中から自分の問題解決に役立つ情報を選び取れるか」という能力が、非常に問われることになります。

私たち本当に途方もない量の情報を簡単に見ることができます。

でもその情報量の中の何が自分にとって必要なものかを選び取るには、時間もかかるし経験も必要です。

 

追従型のお問い合わせメニューをつけられました

私は、「お問い合わせはこちら」を画像にして、それを追従するようにして見たかったので、Canvaでこんな画像を作りました。

 

そしてこの記事の通りにプラグインを追加し、設定をしてみましたところ、ちゃんとできました!

 

▼こちらホームページ。右下に「お問い合わせはこちら」ボタンがついています。画面を動かしてもずっとボタンが表示されています。

 

▼こちらスマホで見た場合。同じく画面を動かしてもずっとこの場所にいてくれます。

 

 

お客さまの「あれ、あれなんていうの」に答えたい

「ずっとついてくるあれ、なんて言うの?」ってところから始まった探しものですが、「その業界での呼び名」を知っていればこんなに苦労して探すことはないのです。ですが探しているうちに答えが手繰り寄せられる感じですね。

同じように、生徒さんをはじめお客さまの「あれ、あれをやりたいんだけど、それがなんていうのかわからない」をお手伝いするのが私たちの仕事。

その「あれ」をくみ取って「このことかな?」「あのことかな?」と類推していくには、やはり知識のストックが必要になります。

「これおっしゃってるのかな」「こういう意味なのかな」が当たって、お客さまの問題が解決すれば私たちもうれしいです。

そしてこちらの引き出しが増やれば増やるほど、お客さまの問題解決に提示できる手駒が増えるのです。

だからこういう時、あきらめないで探します私。目的を達するために結構粘り強いです私。

自分の欲しい情報にたどり着く途中で、いろんな拾い物をしているわけですから。その拾い物がいつか誰かの役に立つかもしれない。と信じて・・・(笑)。

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◆この記事を書いたのは・・・
 この記事を書いた人:増田由紀 

オンラインで学べる 大人のためのスマホ・パソコン教室 「パソコムプラザ」(047-305-6200)代表 。和風なものや嵐が大好き。好きな場所は京都や沖縄。
2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
スマホを使えばもっと人生が楽しく、もっと仕事が広がる! それを多くの人に知ってもらいたいな。


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