近くのイオンでパンを買いました。
レジに並んで二度見。え?? 何これ?
これは「ウィーチャットペイ(WeChat Pay=微信支付)」ではないですか。
「ウィーチャットペイ(WeChat Pay=微信支付)」は中国で広く使われている、スマホを使った決済システム。
1)スマホに専用アプリをインストールし、アカウントを開設して中国の銀行口座を紐づける。
2)お店と利用者の間でQRコードを読み取る
3)決済完了
という仕組み。クレジットカードだとお店側がお金を受け取るのが先になりますが、微信支付(ウィーチャットペイ)なら即時決済というわけです。
それが、イオンのパン屋さんにあるなんて。。。
そういえば、オリエンタルホテル新浦安のコンビニにもこんなものがあったっけ。これも私、二度見したよ。
これは「アリペイ(Alipay=支付宝)」。やはりスマホに入れたアプリを使って決済する仕組みです。
ちょっと調べてみたところ、
「アリペイ(Alipay=支付宝)」利用者は5.2億人とのこと!
さよなら、お財布!アリババ 支付宝(Alipay)が2017年度利用者データを発表。
2017年、全国に5.2億人以上いるアリペイ利用者のモバイル決済の比率は82%。
中国11省のモバイル決済比率は90%を超えた。データによると、モバイル決済の普及と共に、中国人の生活に巨大な変化が現れた。
財布を持たないで出かけることは、すでに中国人の習慣になっている。
もう一方の「ウィーチャットペイ(WeChat Pay=微信支付)」は、3億6000万人とも4億5000万人とも言われています。
ウィーチャットペイは、中国版のLINEであるWeChat(微信)の支払いシステム。この中国版LINEは、月間アクティブユーザー数(日常的に使っている人)が8億人を超えるのです。
・・・にしてもですよ。
この2社の決済システムを使っている人を足しただけで、8億人以上は超えるわけです。
ちなみに日本の人口ですが、2018年1月1日時点で <総人口> 1億2659万人です。詳しくはこちら
中国は電子マネー先進国なのです。
そんな会社のロゴマークを、近所で見るようになるとは。。。
授業でもお話しましたが、有楽町のビックカメラでもこんなポスターが。bitcoin(ビットコイン)でお支払いできます。
HISの店頭にもこんなポスター。こちらもbitcoinでお支払い。
こちらもスマホをかざして即決済です。
「アリペイ(Alipay=支付宝)」「ウィーチャットペイ(WeChat Pay=微信支付)」と「bitcoin」の違いは、世界中で使えるかどうか。
日本でもアリペイやウィーチャットペイが使えるところも増えてきているようですが、世界中で増えるかどうかはわかりません。
ただ、中国の人は多いですからね。
銀座にあるブランド品取り扱い店。見慣れたカード会社の名前以外に、中国のクレジットカード会社「銀聯カード(UnionPay)」、そこに「ウィーチャットペイ」や「bitcoin」のロゴも見えますね。
支払い方法が「日本円」だけじゃないって意識しただけで、私の周りの世界も広がっているような気がします。
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