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（www.pasocom.net）代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀（@yukinojo7）です。
スマホは人生の相棒。何歳からでも遅くない！
「シニア×スマホ」の世界を明るく照らす案内人です。和風なものと嵐が大好きです。
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生徒さんからの質問です。
「これ前にも答えた気がするんですけど、また聞かれるんです。詐欺なのかも？って思って、どれをタップすればいいのかちょっと迷っちゃって・・・」
アプリを使っているとよく表示されるこちら。
「フルアクセス」とか「制限付き」とか「アプリの使用中のみ許可」とか
スマホを使っていると時々表示される「アクセス許可」の画面。写真、位置情報、連絡先、カメラ、マイクなど様々なものを利用する際に「アクセスを許可しますか？」と表示されるおなじみのものですね。
これ、、「フルアクセス」を選んでしまうと、「私の写真が全部アプリ側に渡ってしまうの？？それはちょっと困る」と勘違いしている方も多いようです。
例えばこちら。
”MoShow”から、写真ライブラリへのフルアクセス権を求められています。
と表示されています。これは
「MoShow」というスライドショー作成アプリを使う際に、写真ライブラリの中の写真、全部選べるようにしておきますか？
みたいな意味です。
【自分が使う時】に【MoShow】というアプリから【写真を全部見られるように】しておきますか？ ってことです。
自分の撮影した写真全ての中から、使いたいものを選んで作りたいわけなので、ここでは【フルアクセスを許可】となるわけです。アプリに写真を全部あげちゃうわけじゃない。アプリが勝手に写真を吸い取って、どこかに流しちゃうわけじゃない。
写真や位置情報などは、個人情報としてデリケートな扱いをされているので、自分が使うアプリと言えども、勝手に何の確認もなく、皆さまの写真にアクセスすることはしません。ご主人様の許可が出たら、アクセスします、っていう意味です。
【自分が使う時に】という意味も分かっていて、一度「フルアクセス」とか「アプリの使用中のみ許可」と答えているのに、また確認された・・・もしかしてこれ詐欺？と思ってついうっかり「制限付き」にしてしまった、という方もいるようです。
一度ちゃんと許可しているのに、アクセス権をまた聞かれる理由ですが
★アプリ側の仕様変更・アップデート
意外と多いのがこれです。アプリの方がアップデートされて、写真の扱い方が変わった（編集・共有・AI解析など）りすると、スマホのOSが「前に許可した内容とは違う」と判断して、再度確認を出します。
★スマホのOS側が“念のため”聞き直すケース
久しぶりにそのアプリで写真を使った。しばらく写真へのアクセスがなかった。そんな時にも聞かれたりします。セキュリティ強化アップデート後「本当に今もOKですか？」という確認、人間で言えば、丁寧な再確認ですね。
どのアプリが、何についてのアクセス権を尋ねているのか、画面をよく見て適切な判断ができるようにしておきましょう。
