こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
LINEのプライバシー設定を確認しよう
多くの人が使っている「LINE(ライン)」で、個人情報が中国の現地法人からアクセスできる状態になっていた問題がニュースになっています。
心配している方も多いと思いますが、セキュリティ対策として、LINEのプライバシー設定のメニューを一度確認しておきましょう。
アプリからの情報アクセスを「拒否」
アプリからの情報アクセスは、
・あなたの「LINEの友だち」が
・「外部アプリ」に自分の友だち情報へのアクセスを許可した場合
・そのアプリは、「あなたのプロフィール」にアクセスすることができる
という設定です。
自分が許可したのではなく、友だちが許可したら、というところがポイントですね。
ここで言う「あなたのプロフィール」とは、LINEで設定した
・あなたの名前
・あなたのプロフィール画像
・あなたのステータスメッセージ
・あなたのLINE独自の内部識別子(ユーザーを特定する番号)です。
気になる方はここをオフにしておきましょう。
LINEの【ホーム】にある設定(歯車)を押します。
【プライバシー管理】を押します。
【アプリからの情報アクセス】を押します。
【アプリからの情報アクセス】で【拒否】を選びます。
情報の提供をオフ
LINEを使う時に「登録」という作業をします。
またLINEのアプリを最新の情報にする時に、情報提供に「承諾」をして作業を進めるケースがあります。
次のメニューはそれぞれ自分でオン・オフの切り替えができます。
気になる方はオフにしておくとよいでしょう。
▼コミュニケーション関連情報
不正利用の防止やサービスの改善のための利用です。説明には次のように書いてあります。
友だちとのトーク内容(画像や動画を含む)、通話内容を取得することはありません。
▼位置情報の提供
もし位置情報などの個人情報を提供することに抵抗がある人はオフにしておきましょう。
位置情報をオフにするデメリットとしては、
・災害情報の緊急通知が届かない
・自分がいる近隣のお店のお得情報が届かない
ということです。災害情報に関することは、位置情報をもとにいち早く通知が欲しいものですから、悩ましいところですが、自分でオン・オフの切り替えができることを覚えておきましょう。
私は災害時利用を優先するので、オン派です。
▼LINE Beacon
LINE Beacon(ビーコン)のBeaconは、何かを誘導したり、信号を送ったりするものを指す言葉です。
もともとは灯台やのろし、水路・航空・交通標識といった意味があり、何かを誘導したり、信号を送ったりするものや、その行為を指す言葉。通信業界では、主に無線標識のことをいう。地上の無線局などから発信された電波を、航空機や船舶、自動車などに搭載された機器で受信することで、位置情報などを取得するために用いられている。(大塚商会のページより)
(丘・塔の上などで燃やす信号用の)かがり火、のろし、灯台、(遠くから見える)目印という意味がある言葉です。
LINEではBluetoothを利用し、お店に近づくとそのお店のクーポン情報がLINEに届くというシステムで使われています。
LINEの【設定】の画面から、【プライバシー管理】-【情報の提供】を押します。
【情報の提供】にあるメニューをそれぞれオフにします。
Letter Sealingをオンにする
Letter Sealing(レターシーリング)は、LINEのメッセージを暗号化して第3者に見られないようにする仕組みです。
シーリングスタンプとは、封書に封をする時に蝋を垂らしてスタンプを押し、自分のサインの代わりに使ったもの。手紙の封印や誰も開けていないということを証明してきたものです。
Letter Sealingがオンになっていると、トークルームのメッセージのやりとりが暗号化されるので、内容の流失を防ぐことができます。
初期設定ではLetter Sealingはオンになっているはずです。
もし設定がオフになっている場合は必ずオンにしておきましょう。
LINEの【設定】の画面から、【プライバシー管理】を押して、Letter Sealingがオンになていることを確認しておきましょう。
LINE社の対応は次の通り。
中国からのアクセスを完全に遮断したほか、サーバーをすべて国内化するということです。
LINE社では中国から日本ユーザーの個人情報へのアクセスを遮断しているが、今回、LINEのコミュニケーションに関連する機能・サービスについて、
●中国での機能開発・保守業務、運用業務を3月23日をもって終了する。
●トークは、テキストのみ日本で保管(Letter Sealingで暗号化済み)されており、トーク内の画像・動画・ファイルデータは韓国のデータセンターに保管されているが、こちらも2021年6月までに国内移転を完了させる。
皆さまのご参加をお待ちしてます!
パソコムプラザ(www.pasocom.net)は、2020年10月からオンラインスクール。全国どこからでもオンラインでご受講いただけます! ご自宅に居ながらにしてスマホの楽しい使い方を知りたい方はぜひご利用ください。まずは無料体験からどうぞ! |
▼スマホの無料体験が、オンラインでもできます!
はじめてのオンラインレッスン体験会「スマホのいろは」
▼Zoomで講座を主催するけど、やり方これで合ってるのかな・・・
IT初心者のための「Zoom主催者」講座開催 あなたもできるようになる!
▼Zoomのやり方がわからない!という方はこちらをどうぞ
【使い方ガイド】ゼロからはじめるZoomの使い方(Windows編)
▼ところでみなさん毎月スマホにいくら払ってますか?
スマホに毎月いくら払ってる? スマホ代が安くなる3つの質問