8/30~9/5は防災週間 災害用伝言版 Web171を試そう

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方向けのスマホ講座をしたり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、セミナーをやったり、ビジネス活用講座をやったりしています。このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

 

毎月1、15日は災害用伝言板、伝言ダイヤルの体験日

パソコムプラザの在校生の方には、授業で何度も出てくるのでおなじみではないかなと思いますが、災害時に「直接連絡を取る」のではなく、「伝言を残す」という考え方。

電話をかける、メールやメッセージを送る、LINEを使う。これは全部「○○さんへ直接」連絡を取ってることになりますよね。でもひとたび災害が起これば、電話やネットが繋がりにくい、そんなことも当然起きるわけです。

そんな時に「直接連絡が取れないのなら、伝言を残そう」というアイデアを思い出してもらいたいのです。

例えば災害用伝言サービス。具体的には【災害用伝言版】と【災害用伝言ダイヤル】です。この災害用伝言サービスが体験できるのが、下記の日程。

  • 毎月1日,15日 00:00~24:00
  • 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
  • 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
  • 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)

そしてちょうど今週、防災週間が始まります。

 

災害用伝言サービスはスマホで試そう

災害用伝言ダイヤル(171)は声で残す伝言。
災害用伝言板(Web171)は書いて残す伝言。
 
特に災害用伝言板はしっかり使えるようになっておいてください。
この「171」の番号の覚え方ですが、「忘れていない(171)?」と覚えておきましょう。
 
みなさまも、災害用伝言サービスの体験日にはぜひ体験してみましょう。
スマホで体験してみることをお勧めします。パソコンでもできますが、避難所には持っていけませんからね。
 
 
いざという時に持ち出せるものはやっぱりスマホです。あわせてモバイルバッテリーのご準備も普段からしておきましょう。
 
 

災害用伝言版はWeb171

災害用伝言板は、操作自体はとてもシンプルなのですが、久々に使うとなると忘れていることもあるものです。
そもそも「忘れていない(171)」と覚えていたのにも関わらず、いざ使う時になって「その171って、どこに入れるんだろう・・・」となる方も多いのではないでしょうか。
 
災害用伝言版自体はこんな画面です。
 ↓
 
 
この画面の出し方はいろいろありますが、まずは、皆さまがお使いの【インターネットを見るアプリ】に【171】というキーワードを入れて検索してみてください。
 
【インターネットを見るアプリ】とは、【ブラウザ】と呼ばれているものです。
     
 
ブラウザを開いたら、【検索欄】または【アドレスバー】をタップして、検索キーワードを入力することができます。画面はiPhoneのSafariの場合です。
 
 
「171」と入力したら【確定】をタップ
 
 
【開く】をタップします。
 
一番最初に出てくるのは、声で伝言を残す「災害用伝言ダイヤル(171)」です。画面を少し上に動かします。
 
 
そして伝言を書いて残す「災害用伝言版」をタップします。
 
 
 

「登録」は伝言を残す、「確認」は伝言を見る

災害用伝言版の画面は、体験日には次のような画面となっています。
【鉛筆】と【虫眼鏡】が見えますね。
 
「登録」と「確認」ですが、次のような意味です。
登録=伝言残す
確認=伝言見る
 
 

電話番号を入れて登録(伝言を残す)

また電話番号ですが、「合言葉になる電話番号」という意味合いでとらえるとよいでしょう。これは伝言板ですから、電話をかけるわけじゃない。
それに、慌てているときに家族全員分の電話番号、特に携帯番号を覚えていないかもしれない。手帳も持ってない、なんていうこともあるでしょう。
皆で覚えている電話番号、と言えばなんでしょう。それをあらかじめ家族で決めておくこと。
電話番号を入力するときハイフンは必要ありません
 
相談して決めた電話番号(ハイフンなし)を入れたら、【登録】をタップします。
 
 
 

登録できない!!!というとき

慌てているときほど、画面の説明を読み飛ばしたりします。
「電話番号入れたのにどうしょう、登録が押せない!!!」となったら、ちょっと焦りますね。
電話番号が違ったのか? いやそんなはずは?? とますます焦ります。
 
画面に「入力内容に誤りがあります・・・数字のみです」と書いてあるのですが、焦っているときは目がいかないもの。
だから体験日があるんですよね。あらかじめ練習しておこうというわけです。
 
くれぐれもご注意ください。電話番号はハイフンなしです。
 
 

伝言の入力

次に伝言の登録画面です。
名前を書き、次の選択肢から状況を選びます。
  • 無事です
  • 被害があります
  • 自宅にいます
  • 避難所にいます
伝言内容を最大100文字で自分で入力することもできます。
 
 
 
 
もし「登録が押せない!!」ということがあったら、【お名前】のところをよく見て見ましょう。
お名前(ひらがな)と書いてありますね。
でも普段自分の名前を書く時、漢字で入力なさっていると思うのです。無意識にです。
慌てているときは、無意識にやっていることが出てきますから、「名前を確かに入れているのに、なぜ登録が押せないんだろう!!??」と慌ててしまうわけです。
「苗字と名前の間にスペースを入れるんだろうか??」なんて余計な事しちゃうわけですね。
 
これ実際に、授業でやった時に頻発したことなのです(笑)。こんな簡単なところでひっかかるとは、と生徒さんもおっしゃってました。
 
 
ですから体験日があるわけですよね。お名前はひらがなで入力です。
伝言最大100文字のところは、漢字が使えます。
名前と状況を伝えたら、【登録】をタップします。
 
これで伝言を無事残すことができました。
【最初のページに戻る】をタップしておきましょう。
 
 

電話番号を入れて確認(伝言を見る)

次に、伝言を見る時です。
電話番号は、相談して決めておかないとここであてずっぽうに電話番号を入れて試すことになります。
自分の携帯電話番号は覚えているけれど、家族分覚えていないと思うのですよね。
だからこの電話番号、決めておくことが大事だと思います。
電話をかけているわけじゃなく、【電話番号=合言葉】みたいなものだと考えてください。
 
電話番号をハイフンなしで入れたら【確認】をタップします。
 
 
すると、登録されている伝言を確認することができます。

最大20件まで残しておくことができます。20件を超える場合は、古い伝言から削除され、新しい伝言が保存されます。
また最大保存期間は6カ月。体験日に保存した伝言は、体験日が終わると削除されます。

伝言が確認出来たら【最初のページ】をタップしておきましょう。
 
電話番号の数字が青くなっていますが、ここをタップすると電話をかけてしまうことになりますので気をつけましょう。
これは文字を書いて残す「伝言板」です。電話をかける場面は一度もありません。
お間違えの無いように。
 

とっさに使えるようにしておこう

災害用伝言板のやり方自体は簡単ですが、「簡単だから」と一度も試さないでいると、いざという時に「なぜ登録が押せない!?」「なぜ先に進まない!?」と、どこで間違えたかもわからずに、結局使えなかった、なんてことになりかねません。
電話番号にハイフンがいらないこと。
名前をひらがなでいれること。
一度でも体験しておくと、「あ!」と気が付くかもしれません。
 
普段なら注意書きを読めばわかる。
でも焦っているとできなくなっちゃう。
だから防災週間以外にも、毎月2回も体験日があるんです。
何でもない時にやっとこう。
家族とやっておこう。
親しい人とやっておこう。
 
毎月1日、15日は災害用伝言ダイヤル(171)、災害用伝言板(Web171)の体験日。
そして今週は防災週間がスタートします。
お忘れなく!
◆パソコムプラザご提供中のサービス

◆この記事を書いたのは・・・
 この記事を書いた人:増田由紀 

オンラインで学べる 大人のためのスマホ・パソコン教室 「パソコムプラザ」(047-305-6200)代表 。和風なものや嵐が大好き。好きな場所は京都や沖縄。
2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
スマホを使えばもっと人生が楽しく、もっと仕事が広がる! それを多くの人に知ってもらいたいな。


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