お香が好きです。
火をつけて、ふっと香りが広がると、それだけで気持ちがすーっと落ち着きます。
玄関にもお手洗いにも、お香セットを置いてあります。
時々、パソコンのテーブルにも置いて気持ちをリセットするのに一役買っています。
パソコンに向かう時間が長い毎日だからこそ、こういう「ひと呼吸」の時間を大事にしたいなと思っています。

今回のお香は、京都の山田松香木店さんの渦巻香「藤壺(ふじつぼ)」。
やわらかな藤色の箱に入っています。
源氏物語からの命名でしょうか、お香の名前も素敵ですよね。
立てる台がない!ならば作ろう
渦巻きの形をしたこのお香、うまく立てて焚きたかったのですが、ちょうどいい台が手元にありません。
確か小さなクリップみたいなのがあったはずなんだけどな・・
ないなら作る。私、結構これやります。
頭の体操みたいで、嫌いじゃありません。
この場合、どうやったらお香が立てられるか・・・ふと思いついたのが、ハサミでも切れるやわらかいワイヤー。
くるくると曲げて、臨時のお香立てを作ってみました。

下は渦を巻いて土台に、上は三角にして渦巻きを載せる形に。
見た目はちょっと不格好ですが、意外とうまくできたんじゃないか??

のせてみると、これがぴったり。
「ないなら作ればいい」。
手持ちの物を使ってする、こういう小さな工夫、実はけっこう好きだし、得意です(笑)。
さすが、お香専門店のお香だけあって、立ち上る香りが濃厚です。
藤壺、というからもう少し控えめな甘い香りなのかと思っていましたが、なかなか濃厚な強くてつややかな香りです。

長年の相棒、陶器のお香入れ
もうひとつ、愛用しているのがこの陶器のお香入れ。
いつのころから使っているのか、もう忘れてしまったほどの付き合いです。
多分独身時代、どこかで買ったんだと思うのですが、一体どこで買ったのか、全然思い出せません。

中でお香を焚くと、てっぺんから煙がたゆたうように立ちのぼります。
この煙をぼんやり眺めている時間が、なんとも心地いいのです。

それにしても、お香の専門店で買ったものは、香りの高さが違います。
部屋いっぱいに広がっても、きつくなく、上品に香ってくれる。
忙しい時こそ、お香を焚いて一呼吸する余裕を持ちたいものです。


