ここ最近、AIのニュースを見ていて「おや?」と思ったことがありました。
GoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」の料金が安くなったというニュースと、iPhoneの「Siri(シリ)」にそのGeminiが搭載されるというニュース。
同じ時期に聞こえてきたので、これは何か関係があるのかな?と気になって、調べてみました。
GoogleのAI「Gemini」が値下げに
Geminiは、Googleが作っているAIです。
スマホのアプリからも使えるので、授業でも登場することが増えてきました。
そのGeminiの有料プランが新しくなりました。
いちばんお手頃プランは月1,200円でしたが、月額725円に値下がり!
何でも値上げのこのご時世に、これは嬉しい値下げです。
有料版にすると、たくさんの仕事をAIにやらせることができます。

▼こちら、Google AI Plusプラン
月額725円で、400GBのストレージ(倉庫)がついてきます。
生徒さんにご紹介したところ、AIを使うというメリットもあるけれど、400GBで725円というのがちょっと興味ある、とのことでした。

スタバのフラペチーノが700円台ということを考えると、1回のドリンク台で400GBの倉庫が手に入るのは、悪くないかもしれませんね。

その上のプランは
▼Google AI Pro
月額2,900円で5TB(テラバイト)のストレージがついてきます。
2,900円だから、ちょっといいランチぐらいかしら。
1回分のランチ代でめちゃめちゃ大きな倉庫が手に入る、と考えるとこれも悪くないのかもしれません。

そして一番上のプラン
▼Google AI Ultra
月額14,500円~ です。
倉庫も20TB~です。
こうなってくるともう、仕事でヘビーに使う方向けと考えていいでしょう。
ディナー1回分くらいか・・・と全部食べ物で考えてしまいましたが、比較対象するなら理解しやすいのではないでしょうか。
「えっ、AIにお金払うの?」と思われたかもしれませんが、私たちがふだん使う分には、無料のままで十分楽しめます。
そのGoogleのAIプラン、今回値段が下がるのは、AIが「特別な人の道具」から「みんなが使うもの」になってきた証拠なのだと思います。
iPhoneのSiriにGeminiが入る
もうひとつのニュースがこちら。
iPhoneに「Hey Siri」と話しかけると答えてくれる、あのSiriの中身に、GoogleのGeminiが採用されることになりました。
AppleとGoogleといえば、iPhoneとAndroidでずっと競い合ってきた2社。
その2社が手を組むというのですから、これは大きなニュースです。
今年1月に発表されて、今月のAppleの発表会でもお披露目がありました。
私たちがすることは、特にありません。秋に発表されるであろう新しいOSを入れるだけです。
iPhoneをいつものように更新(アップデート)すれば、Siriが今よりずっと賢くなる予定です。追加のお金もかかりません。
「私がSiriに話した内容が、Googleに送られてしまうの?」と心配になるかもしれませんが、GeminiはAppleが管理するコンピューターの中で動く仕組みで、話した内容がGoogleに渡ることはない、とAppleは説明しています。
ふたつのニュースはつながっているのか?
調べてみたところ、値下げとSiriの件に、直接の関係はなさそうでした。
でも、Geminiとしては世界中の大勢のiPhoneユーザーにアピールするチャンスでもあると思います。
今、AIプランを値下げしておいて、「できるだけ多くの人にGeminiを使ってもらいたい」という作戦のように感じました。
Siriに入るということは、iPhoneを使っている何億人もの人にGeminiが届くということ。す。
値段が下がれば、興味のある人も増えることでしょう。
1,200円が725円ですから、約40%オフです。かなり大幅な値下げで、最初に聞いた時は「え??」と思いました。
今のうちからユーザーを増やしておこうという考えなのかな、と思いました。
そんな大きな流れの中に、私たちのスマホもあるってことです。
何も難しい設定をしなくても、スマホのAIはこれからどんどん身近になっていきます。
価格競争は大いにやっていただきたいところです。


