AIは仕事で使う以外に、ちょっとした気分転換にも使えます。
今日は、ちょっと楽しいAIの遊び方をご紹介しましょう。
それはファッションショーです。
こちらが元の写真。淡いクリーム色の着物を着たときのもの。
ブライトンホテルの吹き抜けのロビーに立っているところです。

これをAI(Gemini)に見せて、こんなふうにお願いしてみました。
「銀座のクラブのママ風な、黒地に豪華な刺繍が、肩から裾にかけてびっしりとある、粋な着物に変更。帯も豪華な金糸で、少し高さのある草履。クロコダイルの小さめのバッグ、金の時計に3カラットのダイヤモンドの指輪。」
生徒さんにも「え~こんなに細かく指示するんですか」と言われたんですが、説明が詳細だとAIも助かりますからね。
するとこんな感じに着替えさせてくれました。あら、ゴージャス。
こんな着物持っていないけれど、着てみたらどうなるのかなあ、って妄想が膨らみます。

せっかくゴージャスな着物を着たのですから、背景も変更したいな。
ということで、こんな風に頼んでみました。
「豪華なシャンデリア、ふかふかの絨毯、革張りのソファのある高級サロン、人はいない、広い空間」

わぁ〜、銀座の高級クラブにご出勤、みたいな感じの写真になりました。
すごいなAI。私の妄想をカタチにしてくれました(笑)
実はこれ、ただのお遊びではありません
「AIでファッションショー」
これだけだとただの遊びのようですが、実はこれ、立派な頭の体操なんです。
生徒さんが「こんなに細かく伝えるんですか!?」とおっしゃったのですが、そうなんです。
「こんな着物が着てみたい」と思ったとき、「豪華な黒い着物」だけでは伝わりません。
「黒地に、金の刺繍が、肩から裾にかけて、びっしり」と、説明すればAIも「あ、そういう着物なのね」と理解してくれます。
「高級なバッグと時計と指輪をしている」だけじゃなくて
「クロコダイルの小さめのバッグ、金の時計に3カラットのダイヤモンドの指輪」と具体的に伝えた方が、AIも「あ、そういう装飾品なのね」と理解してくれます。
具体的に指示するには、こんなふうに頭の中から言葉を選んで、組み合わせていく作業が必要になります。
このとき、頭の中の「言葉の引き出し」を、開けたり閉めたりしているんですね。
これを説明するにはどういう風に言ったらいいんだろう。
どんな表現があるんだろう。
頭の中でグルグルと言葉を回しながら、最適な言葉をピックアップする。
AIへのプロンプトは、脳のさび止め
脳の前側にある「前頭前野(ぜんとうぜんや)」は、記憶・学習・感情をコントロールする、いわば脳の司令塔です。
「どの言葉を使おうかな」
「もっとぴったりくる表現はないかな」
「これを的確に表現するには、どう言ったらいいんだろう」
──こんなふうに言葉を選んで、絞り出す作業、私もよくやっています。
AIに頼んでみては「う~ん、ちょっと違うな。」
また頼んでみては「そうか、こういう風に言えばよかったのか」
この作業が、まさにこの脳の司令塔を動かすことにつながっているそうです。
AIにお願いをするときの言葉──これを「プロンプト」と言います。
「どう言えば伝わるかな」とあれこれ工夫する、この作業。
実は、脳の司令塔をフル稼働させているんですね。
楽しみながらやった「AIファッションショー」が、気づけば「脳のさび止め」にもなっている。
だからこそ、シニア世代の方にも「AI」とどんどん使ってみていただきたい、と思い、パソコムプラザの授業でもどんどん取り入れています。
みなさまもぜひ、AIでのファッションショー、楽しんでやってみてください。


