今日は、浦安市災害ボランティアセンターの運営訓練がありました。
教室の生徒さんにお誘いいただき、参加してきました。

内田市長からご挨拶

災害ボランティアの受付では、JoyLinks (ジョイリンクス)というアプリが使われています。
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このアプリは、災害ボランティアセンターの運営を迅速かつ効率化するための仕組みです。
事前に登録しておくと、自分専用の「ボランティアID(QRコード)」が表示されます。
受付では、そのQRコードを見せるだけ。
名前や連絡先などを紙に書く必要がありません。

また、
* ボランティアをしたい人
* 手伝ってほしい人
この両方の情報をつなぎ、
「どこに、誰を派遣するか」という「マッチング」を効率的に行い、
少しでも早い復興支援につなげる目的で運用されています。

ネットが使える場合
今回の訓練では
* ネットが使えるケース
* ネットが使えないケース
両方を想定して行われました。
ネットが使える場合は、とてもスムーズです。(もちろん事前にアプリを入れる、QRを読み取るなどができないといけませんが)
受付ではスマホで「ボランティアID(QRコード)」を表示するだけ。
派遣先の場所も、
「QRコードから読み取った地図」をスマホで確認して向かいます。
紙を書く必要も、地図を探す必要もありません。
ネットが使えない場合
ところが、ネットが使えない場合は状況が変わります。今日の訓練の後半はこれでした。
受付では
* 名前
* 電話番号
などを「紙」に記入します。QRで読み取るのと比べ、列が空くのを待って腰をかがめながら記入する。当然時間もかかります。今日は訓練でしたから、名前と携帯番号しか書きませんが、実際にはもっと記入内容があります。
そして、壁に貼り出された地図を「スマホで撮影して」派遣場所へ向かいます。
ネットが使えない時でも、写真は撮れますが、撮る範囲が問題ですね。知っている場所ならその付近を撮影すればよいですが、これから始めて行く場所となったら、現在地からの行程を何枚か撮影しておかなくてはいけません。
▼受付を待つボランティアの人の列

ネットの有り無しは、効率的にボランティアを派遣できるかの鍵となりそうです。
QRコードで一瞬で済む作業が、紙の記入になるとどうなるか。
狭いテーブルの上で、混雑した中、何度も記入する。
誰がボランティアに出ているのかを把握するために、記名はとても大切な作業です。
ただ、QRコードであれば一瞬で済むこの手続きが、紙だと時間も手間も大きく変わってきます。
「ネットが使えるかどうか」は、ボランティアを効率的に派遣できるかどうかの
大きな鍵になると感じました。
災害時の通信はどう確保するのか
もし地上の通信設備が使えなくなった場合はどうするのでしょうか。
例えば
* Starlink(スターリンク)のような衛星通信
* アンテナを積んだドローン
* 船舶などからの通信
といった方法もあります。
ただ、被災地域が広範囲の場合、
どこまでカバーできるのかは実際に体験してみないとわかりません。
訓練でも「これどうするの?」と、やや混乱する場面がありました。
訓練でこれだけ迷うのですから、
実際の現場ではもっと混乱するのだろうと思います。
スマホを知っていることは「防災」につながる
もちろん災害時は、「自分の身の安全を守ることが最優先」です。
そのうえで、もし余力があり、誰かの役に立てる場面があったとき。
こうした仕組みを「あらかじめ知っているかどうか」は、とても大きいのではないかと思いました。
スマホは、普段は連絡や写真、調べものなどに使うものですが、災害に備えるという観点からは、もう一つの役割が見えてきます。
それは、「スマホが防災の道具になる」ということ。
情報を瞬時に提示する。
情報を伝える。知る。
場所を確認する。
人と人をつなぐ。
災害時には、スマホはそんな役割を担っています。
スマホを使えることは、便利なだけではなく、「いざという時の助け合い」にもつながるんだろうな、そんなことを改めて感じました。


