こんにちは。人生が楽しくなる、大人のためのスマホ&パソコン教室
オーナー兼スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。
自作パソコンのいい所は、ふたを開けてメンテナンスできる
現在教室で現在使用しているパソコンは、すべて自作パソコンです。
2009年末に組み立てから約10年が経過しているもの。
その後2012年にHDDを取り替えました。
HDDとは、ハードディスクドライブの略。
パソコンの主たる記憶装置のことをいいます。
「自作パソコンです」とか「取り替えました」と書きましたが、実際に作業したのは夫です。
この先、さも私がやったように書きますが(笑)。
すべて夫がやっております。
私より断然詳しいんです。この辺りのこと。
私は今回、書く専門です。
自作パソコンのいい所は、中を開けて手を入れながら使えるということ。
パソコンって精密機械でふたを開けてはいけない、というイメージがあるかもしれません。
確かにノート型パソコンや、ディスプレイ一体型のパソコンでは、ふたを開けていじるのは難しいのですが、デスクトップタイプ(本体とディスプレイが別々)の場合、手を入れてメンテナンスすることが可能です。
パソコンの記憶装置をHDDを取り出す
さて、パソコンの記憶装置であるHDDはディスク(円盤)というだけあって、パソコンの稼働中はずっと回っているものです。
さすがに長年使っていると、動きが悪くなったり、故障したりするものです。HDDはパソコンの中でも、壊れやすい部品のトップ3に入ります。
▼これがパソコンから取り出したHDD(ハードディスク)です。
お弁当箱みたいでしょ。この中に円盤が入っていて、電源が付いている最中はずっと回転しているのです。
そしてこのHDDの中には、パソコンの「ドキュメント」や「ピクチャ」があります。
つまりパソコンで作ったものや、パソコンに取り込んだものはぜんぶHDDの中に保存されるというわけ。
それを取り出すのですから、パソコンの中はからっぽになります。
パソコンの蓋をはずして・・・
パソコンの中が見えます。部品や配線がこのケースの中に納まっています。
電源を入れてからずいぶん長いこと待たされるように・・・
2015年秋には「Windows 10」をインストールし、約4年が経過しました。
Windowsはパソコンの基本ソフト。以前は買ってきて、インストールして、という「箱に入った商品」でしたが、今では半年に1度、OS(基本ソフト)丸ごとがメジャーアップデートされます。
インターネットに接続されていれば、自動的に更新されるということです。
もうお店で買ってくる「箱に入った商品」ではなく、契約して使う「サービス」になっています。
長年使ってきたパソコンですが、ここ最近はパソコンの電源スイッチを入れてから使えるようになるまでの時間がものすごくかかるようになりました。
電源スイッチを入れてから約10分以上はHDDの動作ランプが点灯しっぱなしになっています。この動作ランプの点灯が収まって、快適に動作するまでに20分近く掛かかるようになってしまいました。
ですからパソコンの授業をする時は、生徒さんがお越しになる前に、早めに電源をつけて「慣らし運転」をする、という感じです。
HDDをSSDに取り換えると、これが大幅に解消されます。
パソコンの中は結構ほこりだらけです
これがパソコンの中です。意外とスカスカでしょう。
毎回ふたを開けるたびに思います。何か秘密の隠し物もできそうだなって・・・。
ここに大事な記憶装置であるHDD、頭脳に当たるCPU、作業台にあたるメモリ、CPUを冷やすためのファン(扇風機)、すべてを乗せるマザーボード、電源ユニット、CDやDVDが入る部品、USBを挿す部品などがすべて入ってます。
最後に本体の中を清掃してから、ふたを開けるのはほぼ数年ぶりのこと。
日頃はずっと稼働しているPCは、本体ケースの中もホコリがびっしりなのです。
特にCPUを冷やすファンの周りにホコリが詰まっていると、CPUを十分冷やすことができず加熱し、熱暴走の原因や本体の寿命を縮める原因にもなります。
掃除はこちら、専用の「空気銃」で埃を飛ばします。
こちらは本体を冷やすためのファン。
新品の時は、ほこりはついていませんが・・・
何年も使っているとこの通り、埃が積もっています。
煙草を吸う人、ペットのいるお家などでは、ここにヤニが付いたりペットちゃんの毛がからんだりすることがあります。
こんな風に本体の側面についています。
またパソコンの頭脳であるCPUも熱を持ちます。CPUにも専用のファンがあります。
パソコンの中には小さな扇風機が2つも入っているのですよ。
■CPUクーラーやパソコン内部のほこり掃除方法
記憶装置をHDDからSSDに変更
今回、従来から使っていたHDDをSSDという部品に交換します。
HDDはHard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略。データを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置で、パソコンの稼働中ずっと回転しています。
SSDはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略。HDDと同様にデータを書き込んだり読み出したりする記憶装置です。半導体素子メモリを使った記憶媒体のことを指します。こちらは回転する部品ではありません。
■SSD・HDDの違いってなに?
今回部品の交換をするにあたって、SATAのデータケーブルも新品にしました。
ケース本体に取り付けるファンも、回らなくなっていたものがあったので、すべて交換することにしました。
数週間前にDVDドライブからもやっと白い煙が出てきてびっくりしたことがありました。人がいる時でよかったのですが、発煙した原因と思われる変換コネクタも、データ用のケーブルもすべて新品に。
パソコンメンテナンスって、いろいろな部品がいることですね。。。
パソコン内蔵のボタン電池も交換
さらに今回はマザーボードのボタン電池(CR2032)も新品に取り替えます。
■マザーボードの電池はなぜ必要?
パソコンの基本プログラムも最新版に更新
せっかくWindowsをインストール(プログラムをパソコンに入れ込む)するならば最新版を入れたほうがよかろうということで、
■マイクロソフト社の「Windows 10」ダウンロードページ
から「メディア作成ツール」ダウンロードします。これ結構時間がかかるのです。
そうして「Windows 10」の最新版(現在はバージョン1903)を入手し、インストール用のDVDを作成します。
1台1台にダウンロードしていたら、時間ばかりかかって仕方がありません。
ですからダウンロードしたデータをDVDにして、そのDVDを使ってクリーンインストールします。
クリーンインストールとは、「まっさらの状態からのインストール」です。
使いながら、継ぎ足しのようにインストールするのと違って、まっさらで使っていない状態からのインストールです。最大限性能が発揮できるインストールの仕方です。
HDDからSSDに変更、サクサク動く!
部品を取り換え、基本プログラムを最新に。
見かけは今までと同じなのですが、中身は一新されました。
これにてパソコンの動作は新品同様によみがえりました。
夏休み期間中、ずっと作業してくれた夫には感謝です!!!
電源スイッチを入れてから約40秒足らずでデスクトップ画面が表示され、その直後には快適に使えるようにリフレッシュ。
今まで電源を入れてから使えるように長らく待っていたのとは大違いです。
早いって快適! 快適!!
■起動時間比較動画(画面左がHDD、右がSSD)
SSDに変更してみるとパソコンの動きが解消する
最近パソコンの動きが重いなあ、電源を入れてから使えるようになるまで、ずいぶん待たされるなあ、という方はHDDをSSDに変えてみるといいかもしれません。
数年前のHDDを搭載しているパソコンであれば、これでずいぶん快適に動くと思います。
HDDをSSDに変更する場合、HDD(記憶装置)を取り換えるのですから、パソコンの中に入っていたデータはすべてなくなります。
バックアップという作業が必要です。
パソコンの中にデータがたくさん入っている、写真や動画がパソコンの中にたまり放題、という方はバックアップに時間がかかるかもしれませんね。
買い替えるのではなく、できれば今のまま使いたい。自分のパソコンもHDDをSSDに変更して快適に使いたい、という方はぜひ一度ご相談ください。
写真のバックアップは多すぎて、もう全部丸投げしたい、という方もご相談ください。ご提案できるものがあります。
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