こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
前日の続きです
Zoom主催者研修では主に3つの分野からお話をしています。
その中でも特に大事なのが「伝えるスキル」です。
レッスンはできるけれど、講座が盛り上がらないというお悩みを抱えている講師は多いようですが、
・どうしても間が持たない →つい早口になってしまう
・一方通行
・反応がない →質問しても誰も答えてくれない
・盛り上がらない →静寂に耐えられない・・・
こんなケースが多いのではないでしょうか。
つい早口になってしまい、時間が余ってしまう。余った時間をどうしよう・・・持ち合わせがない時は焦ります。
そんなときも、時間の区切りを意識してその区切りごとに調整を図るとよい、というお話をしました。
また、とても大事なのが主催者としてのマインドです。見えないものこそ大事。
それって相手にちゃんと伝わっているのかな、と考える癖をつけることはとても大事です。
相手に何かを伝えるには、「熱量」が必要です。熱量を持つには、やはり自分がその内容に精通し、熱く語れるだけのものを持たないと。
自分が心動かされること、本当にそうだなあと思ったこと、そして相手の方にこうなってほしいなあと心から願うこと。そこから熱量が生まれると思うのです。
主催者研修の最後はいつもこの「マインド」のお話で終わります。
はっきりいってZoomのやり方やトラブル解決の方法なら、ネットにたくさん載っています。調べればわかるし、講師業だったら調べる力はあるのではないかと思います。
でもどのような心構えで講習に臨むか、どのように受講者と接するかは、調べてもなかなか出てこないかもしれません。それは一人ひとりが考えることでもあり、正解が用意されているわけではないから、かもしれません。
でもロボットが仕事をしているわけじゃないのです。人間にしかできないことってあると思うのです。熱く伝える、っていうのもその一つかな。
講師として伝えるスキルは、これがゴールというものがありません。だから私も求め続けております。
常に「それ、相手に伝わっているか?」ということを意識しているのだ、ということを、受講者の方にも熱く熱くお伝えしました。