熱海の観光地にてレトロなお店でもやっぱりQR

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先日、温泉旅行の途中で熱海に立ち寄りました。美術館に行く前に腹ごしらえをしようと、熱海の商店街をぶらり。

こういう時は、ネット検索もいいけれど、自分の直感を信じてお店を決めるのが楽しいです。あたりでもはずれでも、思い出に残るでしょ?

そう思いながら歩いていると、美味しそうな海鮮丼の看板が目に飛び込んできました。

「ここにしましょう」と迷わずそのお店へ。こういう時の店選びは、なぜか私にまかされております。

 

商店街で見つけたアジの出汁茶漬け

店内は、昔ながらの落ち着いた雰囲気。決して新しいお店ではありませんが、そこがまた良い味を出しています。きっと昔からこの場所でご商売されているんじゃないかな。

私が注文したのは、アジの出汁茶漬け。ワサビと出汁が効いて、すごくおいしかった。

我が家のメンズはこちらでした。海鮮丼。これもおいしそう。

 

レトロなお店に最新システム!QRコード注文の意外な落とし穴

お店のスタッフさんは、ベテランの方々が中心のようにお見受けしました。しかし、テーブルに運ばれてきたのは・・・やはりこれか!

こういうお店でも、もう紙で注文は取りに来ないのですね。QRコードシステムになってます。

最近は観光地でもQRコード注文が増えているとはいえ、レトロな雰囲気のお店で、働いている方もご年配の方が多そうだったのに、やっぱりQRコード注文というところが、今を感じさせます。

しかし、向かい側のテーブルのお客案がQRコードを読み取ろうと奮闘しているのです。しばらくはお一人で試行錯誤されていましたが、うまくいかず、お店の方を呼んでおられました。

「ああ、ここで注文をメモに取るのかな?」と私は思いましたが、お店の方が来てもやっぱりQRコードからの注文に変わりはありませんでした。

お客さんよりもきっと年配であろうお店の方が、お客さんにQRコードの注文方法を教えておられました。

「QRコードの代わりは紙の注文票じゃないんだ・・・」と思ったと同時に、「そうこなくっちゃね」とも思いました。もしここで紙の注文票も使えるとなると、きっとお店の方の負担も増えてしまうと思うのです。

 

QRコード注文は便利だけど…デジタルデバイドを実感

年配のスタッフさんが多いようにお見受けしたのですが、観光地だし、お客さんも入れ代わり立ち代わりのこのお店では、注文を聞きに行く手間が省けるだけでも、スタッフの方の負担は大きく軽減されるのではないか、と思います。

 

観光地だと「え~どれにしよう」と、なかなか注文が決まらないことがあったりして、注文を取りにテーブルに向っても、全員分スパッと1回で仕事が終わるかどうかわかりません。

「後で」と言われたら、またテーブルに注文を聞きにいかなくてはいけない。

1階から2階へお料理を運んだり、お客さんを案内したりすることも考えると、そうした時間は負担になるかもしれません。

今回の件で、観光地でもどんな年代でも、やっぱりQRが読めた方がいい! QRはまだ全員が読めるわけじゃなく、こんなところにもデジタルデバイドは存在するんだな、という現実を目の当たりにしました。

 

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