メールとメッセージの違い、SMSも670文字送れる!

こんにちは。人生しくなる、大人のためのスマホ&パソコン教室
オーナー兼スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。

メールとメッセージって、どう違うの?

スマホの講座をやっていて、まったくお初めての方から時々質問があるのが、「メール」と「メッセージ」の違い。
特に、ガラケーから初めてスマホにされる方には、どっちがどっち? との戸惑いもあるようです。

今はLINE(ライン)もありますから、相手に何かを送る手段にはことかきません。
でもLINEはお互いにお友だちになっていなくてはいけませんね。

その点、メールやメッセージは特に友だちでなくても、相手のメールアドレスや携帯電話番号を知っていれば送ることができます。

メールはメールアドレス宛に送る

メールは、「メールアドレス宛」に送るものです。
メールアドレスには必ず「@」が入ります。
かなりの長文や、写真などを添えて送ることができます。

 

メールアドレスには大きく分けて、次の3種類があります。

1)携帯電話会社が提供するメールアドレス
ドコモ、au、ソフトバンクと契約していて使えるメールアドレスのことを「キャリアメール」といったり「携帯メール」などと言ったりします。
・ドコモの場合 :XXXXXX@docomo.ne.jp
・auの場合 :XXXXXX@ezweb.ne.jp
・ソフトバンクの場合 :XXXXXXsoftbank.ne.jp、またはXXXXXX@i.softbank.jp

従来の携帯電話から機種変更した場合、携帯電話会社を変更していなければ、メールアドレスを引き続き使用できます。

iPhoneをお使いのauユーザーさん(XXXXXX@ezweb.ne.jp)の場合、「メール」アプリか「メッセージ」アプリのどちらでメールを受け取るかを決めることができます。

2)契約しているインターネット接続会社(プロバイダ)が提供するメールアドレス
例)XXXXXX@nifty.com
  XXXXXX@ocn.ne.jp など

これらのメールアドレスは、自宅のパソコンなどで使っていた人も多いでしょう。
PCメールなんて言ったりもします。
各プロバイダの提供する情報を見ながらメールの設定をすれば、スマホでも受け取ることができます。

3)無料で自分で取得するメールアドレス
例)XXXXXX@gmail.com
  XXXXXX@yahoo.co.jp

Googleが提供するGメール、Yahooが提供するヤフーメールを利用すれば、自分で好きなメールアドレスを作ることができます。
メールアドレスとパスワードがわかっていれば、スマホに簡単に設定することができます。

メッセージは携帯電話番号宛に送る

メッセージは、携帯電話番号宛に送ります。携帯電話番号さえ知っていれば送ることができるので、手軽に利用できます。ショートメール、といったりします。

1)SMS(ショートメッセージサービス)
携帯電話の番号(080-XXXX-XXXXなど)でメッセージがやり取りできるものをSMSといいます。
相手の携帯電話番号宛てに670文字(従量課金制)の文章を送信できるサービスです。
SMSはキャリアメール同様、携帯電話会社が提供するサービスです。

2)iMessage(アイメッセージ)
Apple社が独自に提供するサービスです。
iPhoneやiPadなどのApple製品を持っている相手であれば、Apple IDを使ってメッセージのやり取りができます。
携帯電話番号やメールアドレスをiMessageに登録して使うこともできます。
Apple製品同士なら、iMessageを使って写真、動画などを送ることができます。

 

SMSは670文字まで送れる

相手のメールアドレスを知っているか? →メールを使う
携帯電話番号しか知らないのか? →メッセージを使う
写真や動画なども送りたいのか? →メールやiMessageを使う
などによって、使うサービスを選べばよいわけです。

SMS(ショートメール)はショートというくらいですから、70文字前後の短文を送ることができるサービスでしたが、2019年9月10日より、他社間であっても670文字の文章を送ることができるようになりました。
670字あればかなりの内容が書けますから、もはやショートとは言えないかもしれませんね。
ただし、文字数が多く成ればなるほど料金がかかる「従量制」です。送信料は最小70文字以内で1通3円、最大670字で1通30円となります。
また文章は送れますが、画像は送れません。
(写真を付けて送ろうとすると、自動的に写真が送れるサービスに切り替わることもあります。)

そうした問題を解決するために、+メッセージ(プラスメッセージ)というサービスも始まっていますが、そう多くの方が積極的に利用しているというわけではないようです。LINEなどもありますしね。

いずれにしても、人は「文字」を送るのに、いろいろなサービスを駆使していると言えますね。これは古の時代から変わっていないことです。
竹に書いて送り、和紙に書いて送り、印刷して送り、電子で送り・・・
文字とは切っても切れない関係ですね(笑)!

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 この記事を書いた人:増田由紀 

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2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
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