こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方向けのスマホ講座をしたり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、セミナーをやったり、ビジネス活用講座をやったりしています。今までのスマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、わたし時間、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビなど)。お仕事のご依頼はこちらからお願いします→仕事に関するお問い合わせ
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
「価格」だけでスマホを選ぶのは考え物
秋になると、新しいiPhoneの発売があります。
私は仕事柄毎年買い替えているので、秋は新しいスマホのイメージです。
またAndroidにも「春夏モデル」「秋冬モデル」なんていうのがあり、秋口には新製品が出てきます。
長年使ったスマホをそろそろ買い替えかしら・・という方もいらっしゃるかもしれませんね。
新しいスマホを選ぶとき
「あんまり使ってないから高いのはいらない」
「使いこなせないから一番安いのでいい」
と思う気持ちもわからなくはないのですが
「価格」だけでスマホを選ぶのは考え物です。
あんまり使っていないから
→ これからどんどん出番があります
使いこなせないから
→ 今まではそうかもしれないけどこれからは違うかも、でしょ。
古くて安いスマホの弊害
好むと好まざるとにかかわらず、スマホがますます生活必需品となり、さまざまなシーンで出番が多くなってくるわけです。
私は生徒さんのスマホをたくさん拝見しているので、同じ作業をする時に古いスマホでの作業と、新しいスマホでの作業の快適さもよく知っています。
また浦安市のスマホ講習会でもたくさんのスマホを目にしているので、「古くて、安い」スマホがどんなに動きが悪いのかも散々目にしてきました。
古くて安い、ゆえに動きが重たい、ゆえになかなか画面が進まない。
「あら、まだ押してなかったのかしら?」とまたメニューを押してしまうとさらに動きが重たくなる。結果、しばらく動かない。
そんなスマホを使っていて「これだから使えない」とおっしゃる。
使う時にストレスになるんですよね。そして「スマホって難しい」「思い通りにならない」って悪い循環になってしまいます。
それは・・当然でしょう、と思います。
シニアだから、あまり使わないから安いスマホなの!?
「シニアだから一番安いのでいい」といって買ったスマホ。
アップデートもせずに放置していたり、いざアップデートしようとすると、最新の状態にはなりませんを。
こういうスマホを使いこなすのは、なかなかに辛抱が必要です。
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値段では選ばず何で選ぶのか。
シニア世代が選ぶなら、という観点で考えると
- 質問に答えてくれる人がそばにいるなら、可能ならその人と同じ機種
→シニアだからシニア向けスマホ、はお勧めしません。あなたの質問に答えてくれる人、例えばお子様やお孫さんはシニア向けスマホを使っていないのです。 - 売れ筋(人気ランキング)も見る。売れているものは何かを知ることも大事です。
→最新モデルじゃなくてもその1つ前の機種でもいいから。 - 画面が大きいものを選ぶ
→画面の大きさは情報量につながります。文字を大きくしたときにその差は歴然。 - 激安、今だけ特価、などに踊らされない。
スマホとは数年以上付き合う生活必需品
生活必需品となるスマホです。数年のお付き合いになります。買ってすぐ壊れるようでも困るし、1~2年で古びてしまう(アップデートできない)のでは困るのです。
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私は次のような理由から、iPhoneはシニア世代にとてもよいと思っています。
- 周りに使っている人が多い(日本はそう)、若い人でiPhoneの人はすごく多い
- 基本プログラムの更新、サポート期間が長い
- 機種が変わっても、ホーム画面やアイコンのデザインなどが変わらずつぶしが効く
実際、私の両親もiPhoneにしてもらいました。
スマホとしては「お高い」部類に入りますが、何年も使えることを考えるとコスパはいいと感じています。
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★Androidなら売れ筋を見て、知らないメーカーのものや激安品は避けて
★iPhoneなら、最新が高ければ今なら11以降で画面が大きめのものを
★シニア向けスマホはお勧めしません。