こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
シニア世代の方向けのスマホ講習会でお話しするのは、「スマホはただの電話じゃないんだよ」ってこと。
優れた通信手段であり、生活の役に立つ便利な道具です。
この道具、使う人次第で輝きもする。鈍りもする。 普段から使い慣れておくことで、災害時にも役立つこの道具、さび付かせてはもったいないのです。
「使ってこそのスマホ」です。
話しはわかった。
でももうちょっと後でもいいかな。そのうちやろうかな、そのうち誰かに習おうかな・・・・
と先延ばしにしていると、「そのうち」はやってきません。
災害時にいきなり覚醒して「使えるようになりました!」なんてことないんです。その時におろおろ、あわあわしても、遅いんです。
大事な人と連絡が取れなくて、じりじりするあの気持ち。情報がなかなか来なくて、どきどきと不安になる気持ち。
3.11の時、寒かったですよね。寒空の中、次の給水の時間はいつなんだろうと掲示板をメモしていた女性の姿が忘れられません。
水が出なくて小学校の給水に並び、自分のちょうど目の前の人で給水が終わりですと給水車が帰ってしまった時の「え?!」という気持ち。もちろん水の買い置きがちょっとあったので、大丈夫ではありましたが、もし買い置きもなく、次の給水の情報もわからずだったら、ずいぶん落ち込むだろうなと思いました。
都内勤めの妹と丸一日連絡がつかなかった時の、不安なあの気持ち。連絡手段が何通りもあればよかったのに、何も思いつかなかった私。
そんな経験から、「情報収集」と「安否確認」の大切さを痛感しました。スマホでできることは今やたくさんあるのです。あの時(3.11)よりももっと。
「携帯、不携帯」なんて何の自慢にもなりませんよ。せっかく持っているそのスマホ、普段から楽しく使って、いざという時に役立ててほしいのです。
「使ってこそのスマホ」なんです。