こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
夫も息子も誘って「ラーゲリより愛をこめて」を見てきました。レイトショー。
これはどうしても夫にも息子にも見てもらいたかったのです。
だから、それとなく根回しして無理やり予定作りました(笑)!
後半、涙が止まらなくて困りました・・・
映画の後
「君が戦争に行くことなどない世の中でないと、母は困るのだ」と伝えました。
映画の中で朝加真由美さん演じる母が、松坂桃李くん演じる息子の出兵を送り出すシーンがあります。
みな日の丸をもって万歳三唱で送り出す。
いや・・・ふざけるな。
そのシーンはただただ「ふざけるな」という感情しか湧いてこなかった。
母の涙、母の表情が、今の私ならわかる。
どの母が、愛する子を戦地に送り込んで祝賀の気持ちになるものか。と思いました。
心の中では泣いて、無事に帰ってくるかもわからない、行かないで。生きて帰って。
でもその感情を押し殺さなければ、周りのみんなから「非国民」だと後ろ指をさされる。
本当に「ふざけるな」だ。
しかし当時、その場に自分がいたら、みんなの目を気にして生きている自分が想像できる。
自分の気持ちを言えない、本心を言えない、人目が怖い、そんな自分がきっといる。
ああ・・いやだ。。
それが時代の渦に飲み込まれる、ということなのでしょう。
その渦が大きくならないうちに、母たちはそれを止めなくてはいけない。
それなのに今もなお、泣いている多くの母がいるのに、なぜ私たちは学ばないんだろう・・涙。
一夜明けても映画の余韻が深いです。
思えば私の祖父も戦争に行ったのでした。
脇腹を貫いた弾の跡を私に見せてくれました。
看護婦さんが美人だった、とも茶目っ気たっぷりに言ってたけど(笑)。
それから日本語教師時代の教官はシベリア抑留者だった。
でも具体的なことは何も聞いていなかった、と思い出しました。
いや、話せる話はなかったのかもしれません。先生がどこで何をしておられたのか、知らないままでした。
今思えば「山本さん」たちは私のそばにいたのです。
もうヤダ絶対そんな時代に戻りたくないです。
戦争は庶民にとっては理不尽で、耐えることばかりで、報われないことが多すぎるのです。
戦争を主導する人とは思考回路が違うんです。
ホントにやだ。
それから、映画制作の人に二宮君のスケジュール空くの
ずっと待っててくれて「ほんとーにありがとう!!!」と言いたい。
テーマがテーマだけに、誰が主演で会ったとしても、私にとって好んで見に行く映画ではない。
でも二宮君の映画だから、興味を持ったのです。
二宮君主演じゃなかったら、多分見に行こうとは思わなかった。
はたまた、家族で行こうとは、まず思わなかった。
だから誰が演じるかってとても大事なんだ、と改めて認識しました。
その人に興味を持ち、その人の作品を見る。
主演って大事だな。
誰がやるかが大事って、仕事と同じだよな・・・と思った。