こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
夫も息子も誘って「ラーゲリより愛をこめて」を見てきました。レイトショー。
これはどうしても夫にも息子にも見てもらいたかったのです。
だから、それとなく根回しして無理やり予定作りました(笑)!
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後半、涙が止まらなくて困りました・・・
映画の後
「君が戦争に行くことなどない世の中でないと、母は困るのだ」と伝えました。
![](https://masudayuki.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/IMG_9169-001.jpg)
映画の中で朝加真由美さん演じる母が、松坂桃李くん演じる息子の出兵を送り出すシーンがあります。
みな日の丸をもって万歳三唱で送り出す。
いや・・・ふざけるな。
そのシーンはただただ「ふざけるな」という感情しか湧いてこなかった。
母の涙、母の表情が、今の私ならわかる。
どの母が、愛する子を戦地に送り込んで祝賀の気持ちになるものか。と思いました。
心の中では泣いて、無事に帰ってくるかもわからない、行かないで。生きて帰って。
でもその感情を押し殺さなければ、周りのみんなから「非国民」だと後ろ指をさされる。
本当に「ふざけるな」だ。
しかし当時、その場に自分がいたら、みんなの目を気にして生きている自分が想像できる。
自分の気持ちを言えない、本心を言えない、人目が怖い、そんな自分がきっといる。
ああ・・いやだ。。
それが時代の渦に飲み込まれる、ということなのでしょう。
その渦が大きくならないうちに、母たちはそれを止めなくてはいけない。
それなのに今もなお、泣いている多くの母がいるのに、なぜ私たちは学ばないんだろう・・涙。
![](https://masudayuki.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/IMG_9167-002.jpg)
一夜明けても映画の余韻が深いです。
思えば私の祖父も戦争に行ったのでした。
脇腹を貫いた弾の跡を私に見せてくれました。
看護婦さんが美人だった、とも茶目っ気たっぷりに言ってたけど(笑)。
それから日本語教師時代の教官はシベリア抑留者だった。
でも具体的なことは何も聞いていなかった、と思い出しました。
いや、話せる話はなかったのかもしれません。先生がどこで何をしておられたのか、知らないままでした。
今思えば「山本さん」たちは私のそばにいたのです。
もうヤダ絶対そんな時代に戻りたくないです。
戦争は庶民にとっては理不尽で、耐えることばかりで、報われないことが多すぎるのです。
戦争を主導する人とは思考回路が違うんです。
ホントにやだ。
それから、映画制作の人に二宮君のスケジュール空くの
ずっと待っててくれて「ほんとーにありがとう!!!」と言いたい。
テーマがテーマだけに、誰が主演で会ったとしても、私にとって好んで見に行く映画ではない。
でも二宮君の映画だから、興味を持ったのです。
二宮君主演じゃなかったら、多分見に行こうとは思わなかった。
はたまた、家族で行こうとは、まず思わなかった。
だから誰が演じるかってとても大事なんだ、と改めて認識しました。
その人に興味を持ち、その人の作品を見る。
主演って大事だな。
誰がやるかが大事って、仕事と同じだよな・・・と思った。