こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ＆パソコン教室国会議事堂の見学（衆議院、参議院）をしてきました。
12月25日（木）クリスマスの日、参議院の見学。
12月27日（土）衆議院の見学。
国会議事堂の見学は個人なら予約不要で無料、約60分のツアー形式で、衆議院は土日祝日も、参議院は平日中心（一部日曜日も）で見学できますが、本会議開催中は見学不可（変更・中止あり）、手荷物検査ありです。個人は当日受付で、団体（10名以上）は事前予約が必要で、院によって手続きが異なります。
【衆議院の見学】
- 時間: 平日9時～17時（受付16時まで）、土日祝日は9:30、10:30、11:30、13:00、14:00、15:00に設定。
- 受付: 平日は参観通用門内、土日祝日は面会受付所。
- 特徴: 土日祝日も可能、本会議中以外は外観も楽しめます。
【参議院の見学】
-
- 時間: 平日9時～16時（毎正時）、一部日曜日も実施（議員紹介要）。
- 受付: 参議院西通用門横の参観受付窓口。
- 特徴: 本会議場傍聴席、御休所（いすゞのホール）、中央広間などを案内。撮影は場所・目的による制限あり。
【共通事項・注意点】
- 予約: 10名以上の団体は事前予約（衆議院は閉会中、参議院は平日）が必要。
- 当日: 個人は予約不要。申請書記入後、手荷物検査（スーツケース不可）を経て見学。
- アクセス: 電車が便利（国会議事堂前駅、永田町駅、溜池山王駅など）。
- 確認: 事前に衆議院ウェブサイトや参議院ウェブサイトで「本会議開催状況」を確認し、当日の参観可否を電話で確認するのが確実です。
昭和11年（1936年）年に竣工された国会議事堂は、とてもクラッシックで雰囲気のある建物です。ちょっと見惚れました。
天皇陛下の「御席」が議長席のすぐ後ろにあるのが参議院の本会議場です。
普段は赤いカーテンは降ろされているようですが、見学の時はカーテンが開き、各席には、説明のための席札が見やすいように貼られていました。
各席には、議員の名前を書いた「氏名標」といわれるものがあります。議員さんが議会に出席するときにはこの「氏名標」を立てます。国会のテレビ中継で見たことありますね。
こちら記者席です。いい写真撮ってくださいね！
一方、衆議院本会議場では議長席上部に天皇陛下の「御傍聴席」があります。
廊下には、各委員会室が並んでいます。
昔の学校みたいな雰囲気が感じられます。
絨毯の長さは議事堂全体で約4キロにもなるそうです。
絨毯が傷んだ場合、高価なので新調はせずに、まだきれいな３階の絨毯を持ってきて張替えるそうです。
石造りの国会議事堂は、全部国産品を使用するという方針で、現在では手に入らない（掘りつくされた）貴重な石材が使われています。ある本によると「最も豊富に日本の名石を一つの建物に集めている」建物だそうです。
国会議事堂の見学ガイド役は、衛視（えいし）さん。歴史やトリビアなどを丁寧に説明してくれました。
こちら、参議院と衆議院をつなぐ、中央広間です。４階吹き抜けで、窓と天井にはステンドグラスがはめこまれています。
この空間は割と広くて、法隆寺の五重塔がちょうど入るぐらいの大きさだそうです。
この中央広間には３人の銅像があります。
板垣退助、大隈重信、伊藤博文の３人です。議会政治の基礎を築くのに功労があった３人とのことです。
この銅像、中央広場の四隅に配置されていますが、１つだけ台座のまま残っているんです。
これは４人目を誰にするか決められなかったので、将来に持ち越されたということです。また「政治に完成はない。未完の象徴」という意味もあるといわれているそうです。（パンフレットより）
国立博物館のような、おおらかでゆったりとしたたたずまい。なおかつ威厳のある空間です。
派手さはなく、どっしりと構えた懐の深い建物です。
静かで堅実な時間が流れているような気がします。
日本の国会議事堂が、こんなに素敵な建物だったとは。実際にこの空間に立ってみて感じられることはたくさんあります。
日本の国会がこのように威厳に満ちた素敵な建物であることに、日本人として誇りを感じました。行ってみて、初めて知ること、感じることがたくさんありました。
こちらは天皇陛下のお休みになる「御休所」。内装が美しいです。
こちらは皇族の方がお見えになった時に使われるお部屋です。
「こんな場所で、テレビで見る大臣や議員さんが話し合いをしてるんだ・・・」
テレビで見てた風景が、とても身近なものに感じられました。
国の行方を決める話し合いが、とても素敵な場所で行われているんだなあ。この器に相応しい、大人な討論が重ねられることを願います。
お土産物屋さんで、国会バームクーヘンや風呂敷、クリアファイルを買いました。いろいろ買っちゃったよ～（笑）。
早苗ファイルは「働いて、働いてまいります」がプリントされている。これ作った人、いいセンスしてるわ。
私も働いて、働いてまいりますっ！
