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(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
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床の矢印はシールじゃない!
IKEAで見つけた床の矢印。
何度も見ているはずなのに、よく見たらこれ・・・
一見シールのように見えますが、なんと「光」でした。
その証拠にほら、影が映ってる。
天井に設置されたプロジェクターのような機器から、矢印のマークを投影しているんですね。あれ、ただのライトじゃなかった。
シールじゃないから、剥がれる心配もなく、剝がれかけて薄汚れた感じになることもなく、無理にはがそうとして床を傷めることもない。
プロジェクターに仕込むものによって、もしかして季節や状況に応じて、デザインを変えることもできそうです。
よく見たら、店内のところどころにこの「光の矢印」があり、経路を案内してくれています。
シールを貼らないメリット
IKEAの店内を歩きながら、あれこれ考えてみました。考えてみると、これはとても合理的。
- 床が傷まない
シールの糊でベタつくことも、剥がした跡が残ることもありません。 - 清掃が楽
ワックスがけやモップがけの際にシールが邪魔にならず、掃除も楽ですね。 - 見た目が常に新品
シールは時間が経つと角がめくれたり汚れたりしますが、光ならいつもピカピカ。剥がれかけたシールって、なんだか薄汚れた印象になってしまいますよね。 - 貼り替えの手間がない
店内のレイアウトを変えたとしても、矢印の向きを簡単に変えられます。シールじゃないから。映像データを差し替えるか、プロジェクターの向きを調整するだけで済みます。
「貼らない」メリットって、いろいろあるんだなと思いました。
光の誘導で広がる未来
さらに妄想を膨らませると、この仕組みはもっと面白い使い方ができる気がしました。
店内では・・・
- 緊急時の避難誘導
地震などで避難を余儀なくされるとき。火災や災害のとき。プロジェクターが「通常モード」と「災害モード」などに設定できて、もちろん停電してない前提ですが、通常の「矢印」が、色を変えたり動いたりして、お客さまを迅速かつ安全に誘導する「光る道しるべ」になる。床がフレキシブルに形を変える”生きている案内板”になるイメージです。これ、べったり貼ったシールじゃ絶対にできないですよね。
屋外では・・・
屋外ではプロジェクターをどう設置するか、という問題はあるものの、「光の誘導」って様々な場面で利用できそうです。例えばドローンにプロジェクターを積んでたらどうでしょうか。あるいはドローンそのものが光を出せるとか。
- イベントや展示での“動く矢印”
人の流れに合わせて矢印が移動したり、色が変わったりする。状況に合わせて、誘導先を変えたり、混雑回避にも使えそう。地面にシールは貼れないし、ポールなどは動かす手間がありますが、ドローンだったら上空を移動させればいいので、人をよける必要がなさそうです。
- 観光やテーマパークでの演出
矢印だけでなく、キャラクターや模様を映して「光る道しるべ」にすれば、歩くだけでも楽しいかも。
- ドローンによる光の案内
屋外の花火大会やフェス帰り、まあ混雑しますよね。そして大勢の誘導係の指示に従って動きます。そんな時、ドローンが上空から光を投影して人々を安全に誘導。
大勢の人で込み合って地面が見えない、なんてこともあるでしょうから、そんなときは空中に矢印が映し出される──そんな未来もあるかもしれません。会ったら楽しそうだなあ。
もしかしたら近い将来、ドローンが花火大会や大きなイベントの帰り道を誘導する警備員さんになってくれる、なんてこともあるかもしれません。
「床の矢印=シール」と思い込んでいた私ですが、手の影を映してみて「これシールじゃない!」という発見はちょっとした驚きでした。
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