今週私のクラスでは、スマホの写真加工を練習中。
その中に、自撮り練習があります。
自撮りはちょっとしたコツをつかめば楽しくなります。
誰かに頼まなくても、観光地で自分の入った写真が撮れるようになります。
自分も友だちも、一緒に入った記念撮影がいつでもできるようになります。
それに自撮りしている生徒さんはいつも、なんだか楽しそう。
自撮りの最中はそれは賑やかなのです。
「え~」とか「わ~やだ~」とか「すぐ消して~」「見たくない~」「いや、こんな顔かしら」とか。
とにかくとても賑やかなクラスになるのです。
いや~とおっしゃる方には必ず「下を向いているからですよ。上を向いてくださいね。下を向いたら老けちゃう」と申し上げています。
いつものスマホの持ち方だと、どうしても顔が下を向いてしまいます。
確実に5歳老けます。老けて見えます。
最初に見るのがその写真だから「いや~やだわー」となるのです。
そうではなく、
- スマホをできるだけ遠くに伸ばして持って
- その手を肩より上にあげて
- 腕を上げるとあごまで一緒に上がっちゃうので、あごは軽く引いて。
- あごを強く引くと二重あごになってしまいますから、軽くね。
結構やることあるんですよ。
すごくあたまを使いますよ(笑)!
手も使ってる。指も使う。表情筋も使ってる。
何といっても、同時にやることが多いんですから。
そうするだけで、さっきとは様変わり。
腕を遠くに伸ばしつつ、片方の指でシャッターを押すことはなかなか難しいので、
セルフタイマーを使ってもいいのです。10秒その姿勢でいるのは間延びするし、つらいので3秒くらいで。
そしてレンズをにっこり笑って見つめる。
「先生~そんなの難しいわよ」とおっしゃいますが、慣れます。
「先生は上手に撮れるからいいけど」とおっしゃいますが、私の練習回数は半端ないですよ(笑)、とお伝えします。
「え~そうなの~?」と生徒さんも笑ってらっしゃいます。
自撮りレッスンは、「笑い」を連れてきてくれます。
写真を撮っているうちに、みんな笑ってくるのです。
真剣にカメラを見つめているのが、そのうちなんだかおかしくなってくるのです。
そして写真の自分と対面すると「え~」となるのですが、
いつも他人が見ている顔がそれ、なのかもしれませんよ、とお話しています。
大人になると、なかなか自分の顔をまじまじと見つめることもありません。
自分の姿をじっと、客観的に見ることもないものです。
自撮りは「いつも私はこんな感じなんだ」ってことに気が付かせてくれます。
だから口角を上げて、ニコッと笑っていただくのです。
自分が思うよりももっとにこっと笑って、それでちょうどいいくらいです。
大体いつも、そんなに意識してニコッと笑わないんだから。
私もそうです。
自撮りするたびに、え~こんな顔してるの。これだと何だか不機嫌みたいな感じになっちゃう。
とか
意識しているつもりでも、やっぱり口元が下がってる。う~ん、よくないなー。
とか
これくらい笑って、ようやく自分が思っている笑顔になるんだ。もっと意識しないとなあ。
などに気が付くのです。
自撮りレッスンではそんなお話をしています。
それに自分で、自分の気に入るいい感じで撮れたらうれしいです。
嫌なら、ボツなら、何回でも撮ればいいのです。
たくさん撮ったとしてもすぐに消せます。
だから何回も練習してほしいのです。
自分を「自分が思っている自分」に撮るのって、案外難しいのです。
だから自分を自分の気に入るように撮るのって、練習が必要です。。
それも人のためじゃないから。自分のためだから。
誰かに見せるわけでもないしね。
自分が上手に撮れるようになったら、お友だちと一緒に撮るのも簡単です。
シニア世代の方にこそ、自撮りを上手に使ってほしい。
自分を客観的に見つめることになりますよ。
そして、あ、もっと笑っていよう、と意識するようになります。
楽しく、上手に自撮りできるようになっていただきたいな!
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