こんにちは。オンラインで学べる、大人のためのスマホ&パソコン教室
(www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。
9月27日に安部晋三元首相の国葬が日本武道館で行われました。
政治家の国葬を、テレビであっても見るのは初めてのことです。安倍首相の死の直前のテレビ映像は、衝撃的なものがありました。
献花に訪れた一般の方で長蛇の列ができたそうです。
また、国葬の会場近くの九段坂公園には一般の方用の献花台が設置されたそうです。花を手にした多くの人を、やはりテレビで目にしました。会場に並んだ方も多かったのですが、地方から上京できない方、忙しくて会場に行けない方のために、デジタル献花というサービスがあることを知りました。
このページにデジタル献花プロジェクトの趣意が記載されていました。若い世代の方が中心となって立ち上げたプロジェクトなんですね。
令和4年7月8日、凶弾に斃れられた安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私たち有志は、安倍元総理の国葬に賛成するとともに、弔意を示したいと願う国民のために何かできることはないかと考えてきました。
そしてこの度、20代と30代が中心となり、安倍元総理への感謝の気持ちと弔意を示すためのプラットフォームを立ち上げました。本デジタル献花プロジェクトは、安倍元総理に感謝の気持ち、弔意や決意を示したいと願う方に向けたサービスです。どなたでも、無料でお気軽にメッセージを添えてデジタル献花をすることができます。
デジタル献花とともにお寄せいただいた感謝の気持ち、弔意や決意は、後日昭恵夫人にお届けしたいと思っています。このデジタル献花プロジェクトが、多くの方にとって、安倍さんに感謝の気持ちと弔意を示す場となれれば幸いです。(デジタル献花プロジェクトHPより)
このデジタル献花の利用期間が延長となったようです。
「行ってらっしゃい」と見送った夫を、ある日突然亡くした一人の妻。
見送った時には想像もつかない形で帰ってきた夫。
その方への哀悼の意味を込めて、私もデジタル献花をしてみました。
まずはこちらのページにアクセスします。
スピーカーの場所をクリックすると、BGMのオン・オフが選べます。これは安部元首相が引いているピアノの音なのかな。
氏名の欄には、ニックネームでと書いてあります。本名ではないものを入力します。
年齢を選択し、メッセージを入力します。
最後に、お花の種類を選びます。菊や桔梗、ゆりや蘭が用意されています。
花の種類を選んだら、利用規約と取得情報の同意にチェックを入れ、「入力内容を確認する」をクリックします。
自分の入力した内容をよく確認し「献花する」をクリックします。
すると、「献花ID」が表示され、「献花ありがとうございます」とメッセージが表示されます。
デジタル献花というサービスがあることも知りませんでしたが、こうした仕組みを使えば弔意を表すことができるのですね。
顔の見えないSNS投稿などでは、さまざまな言葉が飛び交っています。
ネットを使えば、自分の素性をさらすことなく、過激なことをいうことができる。匿名だから何を言ってもいいと思っている人もいるようです。
でも同じようにネットを使えば、人を癒す言葉をたくさん置いて行ってくれる人もいる。
ネットだからこう、というわけではないでしょうが、結局のところ人間がそれをどう使うか、にかかっているのだと思います。
ネットやSNSという場が、顔も出さずに人を傷つける場ではなく、悲しんでいる人を励まし、人を温かい気持ちにさせてくれる場になる、そんな使い方をしたいものです。