結婚式のスピーチをAIに考えてもらう

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和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方向けのスマホ講座をしたり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、セミナーをやったり、ビジネス活用講座をやったりしています。今までのスマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、わたし時間、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビなど)。お仕事のご依頼はこちらからお願いします→仕事に関するお問い合わせ

このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

今週は生徒さんにもチャットAIを体験していただきました。
AIに何をさせたらいいのか? と最初はアイデアが浮かばないかもしれませんが、「作文」なんてやらせてみるといいと思うんですよね。
 
AIの中でも、今話題の「チャットAI」
人工知能と文字のやり取り(チャット)をしながら、AIを利用します。
ただ単に「富士山の高さは?」と聞くぐらいなら、Googleのキーワード検索でも十分です。
でもせっかくAIを使うわけです。
できればAIにいろいろ考えさせる質問を投げかけたいですね。
 
「条件を与える」
「具体的に指示する」
「出てきた回答にさらに質問をして調整する」
など、質問にはコツがあります。
 
 
例えば私が結婚式のスピーチを考えるとします。
そうだちょっとチャットAIにも手伝ってもらおう。
こんな条件です。
・従妹のY子ちゃん
・私たちは仲良し
・彼女フィギアスケートの大ファン
・彼の趣味は釣り
・3分程度のスピーチ
 
そんな前提条件で #ChatGPT#BingAI に考えてもらいます。
例えば聞き方としてはこんな感じ。
 
今度従妹のY子ちゃんが結婚するのでスピーチをします。
彼女とは小さいころからの仲良し。
Y子ちゃんはフィギアスケートの大ファンです。
新郎の趣味は釣りだそうです。
彼女に心からのお祝いを届けたいのでメッセージ考えて。
 
これは【ChatGPT】に聞いた時のもの。
 
 
 
 

Y子ちゃん、おめでとう!

まさか、あなたが結婚式を挙げる日が来るとは思っていなかったよ! でも、今日はあなたにとって人生で最高の日の1つだと思う。私たちはとても仲が良く、一緒に成長してきたし、色んなことを乗り越えてきたね。家族よりも仲が良い三姉妹だもんね!

私は、あなたがフィギュアスケート大好きだってことは知ってるよ。あの美しさと優雅さ、そして感情を表現する技術にはいつも感動してる。そんなあなたが、釣り好きの男性と結婚するなんてちょっと意外だったけど、まぁ、逆に良いかもね。彼が釣りでリラックスしてる姿を見て、あなたも癒されるかもしれないし(笑)。

でも本当に大事なのは、お互いを理解し、支え合うこと。結婚生活は、フィギュアスケートや釣りと同じで、時には挑戦があるかもしれないけど、お互いを思いやり、励まし合って乗り越えていこうね。

最後に、私たちの絆はこれからも強く続いていくと信じてるよ。いつでもあなたを応援してるから、これからも幸せになってね!

 
 
こっちは【BingAI】に聞いたもの。
 
 

こんにちは。私は新婦のY子ちゃんの従姉で、今日は司会を務めさせていただきます。
まずはじめに、Y子ちゃんと新郎のXさん、ご結婚おめでとうございます。本当におめでとう。
そして、このような素晴らしい日にお招きいただきました両家のご両親様、ありがとうございます。

私とY子ちゃんは幼い頃から仲が良くて、よく一緒に遊んだり勉強したりしていました。
Y子ちゃんはいつも明るくて元気で、周りを笑顔にする力がありました。
私はY子ちゃんのことを尊敬していましたし、今でもそうです。

Y子ちゃんはフィギアスケートが大好きでしたね。
テレビで試合を見たり、雑誌で選手の情報を集めたり、自分でも練習したりしていました。
私も一緒になって応援したり、時々スケートリンクに行ったりしました。
Y子ちゃんは氷の上で輝いていました。

そんなY子ちゃんが出会ったのがXさんです。
Xさんは釣りが趣味だそうですね。
氷と水、寒さと暑さ、静かさと騒々しさ、などなど、二人は正反対のように見えますが、
それだけにお互いを補い合って素敵なカップルになっているのだと思います。

二人が結ばれたことは私にとっても嬉しいことです。
私も二人の幸せを心から願っています。

最後に、フィギュアスケート選手の羽生結弦さんの言葉を借りてお祝いの言葉を述べさせてください。

「自分のスケート人生を考えて、ここが限界だとかこれが100%というのが自分で分からない。それは神のみぞ知る、だと思うんです」

Y子ちゃんとXさんも、自分たちの結婚生活を考えて、ここが限界だとかこれが100%というのが自分たちで分からないかもしれません。それは神のみぞ知る、だと思います。

 
BingAIの答えにはびっくりしました。頼んでいないけど、羽生結弦さんの言葉を引き合いに出してくるなんて(笑)。
それにあなたは日本の披露宴に出たことあるね、きっと。
各方面への挨拶を欠かしませんでした。
 
一方のChatGPTは、まだ内輪のガーデンパーティーに参加したぐらいかな(笑)
「まさかあなたが結婚できるとは」は失礼だ、とか
「もっと砕けた感じで」とか
「時には苦労するのくだりは別のものに差し替えて」とか
いろいろ注文つけさせてもらったのはChatGPTの方でした。
 
AI使うって別に仕事の効率化を求めるだけじゃないんです。
何か文章を考えなくちゃ、という時に利用してみてもいいんですよ。
こうして、土台ができて、ここに自分しか知らないエピソードを盛り込んでいきます。
考えてもいいアイデアが浮かばなくて、結局時間がなくて型通りのスピーチをネットからコピペしてくるより、ずっと自分らしく素敵なスピーチになると思いますよ。
 
最後は絶対に「人間のスパイス」が欠かせないんだ。
その「自分だけのスパイス」をうまく振りかけられるかどうかが、私たちに残された仕事なのかもしれません。
 
 
 
 
 

 

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 この記事を書いた人:増田由紀 

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2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
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