こんにちは。大人のためのスマホ&パソコン教室オーナー兼スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。
知り合いの先生からのSOSメッセージ
先週末、知り合いの先生からのSOSメッセージ。
講座で使う予定のスマホの台数が足りなくなって、スマホを貸していただけないか。ということでした。
なんでも、ガラケーからスマホにする方たちを対象に、初めてのスマホ、怖くないしこんな風に使うんですよ、というご紹介の講座だそうです。
予定数を上回るご参加があったわけですから、何よりです。
それに、これからスマホデビューする方対象です。
これはご協力しないわけにはいきません。
ということで、スマホをお貸し出しすることになりました。
スマホはすぐ使えるよう整えてから
前日までにフル充電して、キーボードもそろえて。
中の写真も、授業で使ったものは削除しておいて。
できるだけ揃えて、きれいに拭いて。
そして再起動もして。
パッキングして。
講座で「あ!」ということがないようにするには、端末の準備は大切です。
その時間が、講座の流れに水を差したりすることがあるのです。
ですからお渡しする時も、すぐに授業に入っていただけるように、できる限りの準備をします。
こちら、津田沼にあるサンズパソコン教室の小泉先生です。
お役に立てて何よりです。
誰にでも貸すわけではなく、日ごろのお付き合いがあるからこそですけどね。
タブレットにまつわる苦い経験
iPadもスマートフォンも、授業で使うものを揃えるようになったのには理由があります。
一つは、苦い経験から。
あれはタブレットが出始めて、間もないころ。
これは生徒さんにも使っていただきたいな、と思ったのですが、授業で使う用に購入するという考えがその頃はありませんでした。
試しに使ってみるだけ、体験したい、という考えだったので、次いつ使うかわからないものに投資ができない。
それに買うとなったら複数台用意しないといけません。少なくとも2クラス同時に使えるようにするには2~3台というわけにはいかないのです。
折よく、とある会社のタブレット体験会に参加することになりました。
初めてに近いタブレットは、とても興味深い商品で、これはぜひ生徒さんにも体験していただきたいな、と思いました。
展示会にも足を運んだりして、その営業マンの方と親しくなることができました。
授業で使ってみたい、生徒さんにもぜひ体験してもらいたい。
ついては、体験会の時のように、うちの教室でも利用させてもらえないだろうか。
とお願いした所、快くOKをいただきました。
御社的には大丈夫ですか?と尋ねたところ、自分に割と決定権があるので、大丈夫です。お任せください。
とのことでした。
ああよかった!
ということで、先生方にも生徒さんにも予告をし、スケジュールにも入れて何月何日~何日までは「タブレットを触ってみよう!」という授業をすることになりました。
その日程も、希望台数とともに先方に伝えてありましたし、OKももらっていました。
人をあてにするとこんなこともある・・・
授業が近づいてくるので、念のため確認の問い合わせをしたところ
「実はそれが・・・」とおっしゃるのです。
「上の者が難色を示していて・・・」というようなニュアンスでした。
え~~~~~~~。
どういうこと~~~~。
だって、大丈夫だって。。。
日程もOKだって。。。
台数もOKだって。。。。
と、私なりに粘ってみたのですが、だいたいこういう時はうまくいかないのです。
だって、ダメと分かっていて
目の前の彼にもどうにもできなくて。
私だけが何だかわがまま言ってるみたいな気分になっちゃって。
それに、そういう時の交渉術もありません、私。
目の前には困り顔の彼。
君じゃん、いいって言ったの。
お任せくださいって言ったの。。。
でも、この人にはもうどうしようもないんだよね。
そう思ったら、・・・もういいや。って。
これ以上、頼んでも無理だなって。
そして思ったのです。
人をあてにしちゃだめだなって。
もしこの時、誰かにお願いして、貸していただける人がいたらよかったのです。
きっと私、すごく助かったと思う。
助かった~って大きな声で言ったと思う(笑)。
でもその当時、パソコン教室のお仲間にも、そんな複数台のタブレットを持っているところはなかった。
スケジュール変更? いえしません。
あああ。
もうスケジュールもみんなに発表しているのに、今更取り消しなんてできない。
しかも、皆さん楽しみにしてくださっているのに。
「お一人1台ずつ触れます」って、大宣伝しちゃったのにさ(笑)。
営業マンの彼に全面的に頼っていた自分の甘さに、本当にがっかりしたのです。
もっと話ちゃんと詰めればよかったのかなあ。。。
あ~あ、商売道具は自分で揃えなきゃだめだって。思いました。
もうヤダ(笑)。商売道具は自分で揃えよう
そこからですね。
交渉も折衝も苦手なんですよね、私。
自分で持ってたら、交渉しなくて済む。
それにどうせなら、iPadにしよう。
これはすごく面白いし。自分でも持っていましたし。
反省の意味も自戒の意味も込めて、営業マンの彼の会社の製品は「二度と買わない」と心に誓いました(笑)。
その当時のトップブランドでしたけどね。絶対買わない。って。思ったね、私(笑)
それ以来、買ってないね、その会社の製品。
ええ、結構根に持つタイプです(笑)。
投資だったが、買ったら活かそう
iPadを10台以上買うのって、すごい投資だったんですよ、その当時も。
思いきりました。社長の私(笑)。
「本当に使うの、出番あるの?」と彼。
彼、財務担当ですからね。心配しますよね、そりゃあ。
私、
「買ったら出番をどんどん作るの。絶対使うから。出番ある。作る。(キッパリ)」
もちろん、その後iPadがものすごい流行るなんて、そんな確証どこにもありませんでしたよ。
でもきっと作る。
だって、あれ借りられなかったんだも~~~~~~ん。
くやしーーーーー(笑)。
借りられなくてよかったと思う
でもね、今となっては借りられなくてよかったと思っています。
だってあの時、貸してくれていたら、たぶんiPadを十数台揃えるなんて決断してない。
そしてiPadを順番待ちせずに授業でどんどん使えることで、生徒さんもiPadを楽しむことができたと思います。
それが、その後のスマートフォンにつながったと思います。
そして自分たちのノウハウも確実についた。
あの時借りられたら。
無料で2週間貸してくれるということでしたから、経費的にもすごくラッキーだった。
だから、その後、自分で投資して揃えるという選択肢は、なかったと思う。
多分私、あの時相当意地になってたんだと思います(笑)。
タブレット体験講座はやめにしない。
人からも借りない。
会社からも借りない。
自社で何とてみせる!ってね(笑)。若いね~。
嫌な経験も、その後につながっているなら儲けもの
そんなわけで、教室にはタブレットやスマホが多くあるわけです。
生徒さんも、十分教室のでお楽しみいただいて、これは自分のが欲しいな、と思った時点でご自分の好きなものをご購入。という流れができました。
そしてストックしてあるからこそ、今回のような緊急SOSにもご対応できたというわけです。
商売道具には投資しよう。
先に投資、後から回収。
仕事で使うもので、「これは行ける」と思ったものには積極的に投資してみよう。
それが私が学んだこと。
かつての嫌な体験も、その後につながっているからいいとしますかね(笑)。
日本橋三越カルチャー講座でスマホの写真撮り方講座をします。
メイク道具やアクセサリー、小物などの撮り方、レストランでの撮り方、自撮りの上手な撮り方など、ご紹介しています。
6月28日(金)の18:30~20:00
大人のためのスマホ・パソコン教室
パソコムプラザ 新浦安 047-305-6200
千葉県浦安市美浜1-7-107(JR京葉線・新浦安駅徒歩3分)
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