考える時間が自分を成長させる　エクスマ・エバンジェリストコースにて

 

前回、講師陣や同期から指摘してもらったことを反映させつつ、制限時間内に収まるように、プレゼンを改良してくるのが今回の宿題。

 

人の話を聞くのはエネルギーがいるけど、自分に向き合うのがもっとエネルギーがいる。

そして今日は2チームに分かれての発表です。自分の時だけちゃんとやればいいわけではなく、人の話もしっかり聞きます。

それが自分のプレゼンにも反映させられたりします。

6人ずつのグループに分かれてのプレゼンですが、人の話を集中して聞くのも本当にエネルギーがいる。

自分の時はもっとエネルギーがいる。

そしてこのスライドを作るまでにまたエネルギーを使っているわけですからね。かなり消耗してます。

でも、自分や自分の仕事、自分の未来と向き合うことがこんなにも大変なこととは思いませんでした。

忙しいと、自分のことが一番構っていられないのかもしれませんし、深く考えるという時間を持つことに注力していないから。

だから私は最初、ストーリーを組み立てるのに本当に苦労しました。

何をどうやって伝えたらいいのだろう。

話はいくらでもできるけれど、なんだか上滑りな気がする第一作目。

よく考えたら、この話いらなくない？　じゃあこっち？　迷いつつの改訂版。

でもまって、こんな話、聞きたい人いる？　でまたまた改定。

人前で話す前に、まずいろいろ考えて作り直す。

 

でもいざそれを人前で話すと、まったく受けない。

話していたら、途中から「う～ん、響いてないな、これはダメかも。」と感じてしまうんですよね。

時間をかけると見えてくるもの

時間をかけて自分と向き合うと、ひらめくこと、見えてくること、感じることがあるんだなあ、と体感しています。

人に見られる、人から指摘される、アドバイスされる、ってそういうことなんだなと思います。

私の知らない私。

私が気が付かなかった、仕事の可能性。

私が普通だと思っていた、人にはできなくて私にはできること。

 

他流試合に出ないと、まったくこうした体験はできなかっただろうと思います。

大体ね、私はコンサルの先生がやるセミナーも好きじゃないんです。

今まであまりいいセミナーに当たっていない、というのもあるのかな。

素晴らしいコンサルの先生にも出会えなかった、というのもあるかな。

いい体験がないんですよね。だから避けてきたけど。

 

 

でも自分と向き合うことなんで、こうした合宿を含むセミナーに参加しなければ、まずできない体験です。

それに共に学ぶ仲間。

異なる業種の、異なる考え方を持ち、でも同じ向上心を持ち努力を惜しまない仲間。

こうした人たちとの接点が、私に異なる視点を与えてくれているようです。

それにしてもみんなお酒好きだよねえ（笑）。

こうした懇親会の席でも、ヒントがたくさんもらえます。

この日はもうぐったりでしたが、帰りの電車の中で「こうやってみたらいいかも」「これ入れてみたらいいかも」と、ふつふつとアイデアが浮かんできました。

もうぐったりのはずだけど、私の頭は勝手にアイデアを思いついてくれたみたいですよ。こんなこともあるんですね。

振っても出ないと思っていた袋の中を、もっとよく振ってみたら、何か出てきた。みたいな。

なかなか出ないふりかけの瓶を何度も振っていたら、固まっていた中身がほぐされて、よく出るようになってきた。みたいな。

人間刺激すれば、いろいろ出てくるものです。そう感じました（笑）。

宿題は続きます。私のあがきと瓶振りも、まだまだ続きます。