スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

携帯電話がハッキング・・詐欺。現金要求には「それホントかな」と立ち止まろう

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

夕方のNHKニュースで「STOP詐欺被害!私たちはだまされない」というコーナーがあります。

オレオレ詐欺、的なものにまだまだ油断がならないということですね。

こんなにあちらこちらで注意喚起がされているのに、こういうコーナーがあるということは被害にあう人がまだいらっしゃるということ。

 

 

さすがに子供や孫の名前を語ったりするタイプは、使い古されている手かな、なんて思ったのですが、今日のニュースでは「携帯電話がハッキングに注意」と言っていて、ついつい目を止めてしまいました。

 

こちら首都圏ニュースのページより

ことし1月、千葉県船橋市に住む70代の男性のスマートフォンに知らない番号から電話がありました。

男性が電話に出ると、セキュリティ協会を名乗る男が「あなたの携帯電話がハッキングされ犯罪に利用されています。90以上の人や企業が被害を受けていて、あわせて5000万円の被害が出ています。裁判に発展した場合、支払えますか?」などと言うのです。

 

ある日セキュリティ協会を名乗る男からの連絡。

自分の携帯電話がハッキングに合い、犯罪に利用されていて多数の人に迷惑をかけている、と聞いたら「え、まさか」と思いつつも「でももしかしたら」と思ってしまうかもしれません。

そこに付け込んだ詐欺ですよね。被害額の大きさにも焦るでしょうし、裁判なんて言葉を出されたらどうしよう・・と困ってしまいます。

 

そんな時、保険があると聞いたら「・・・助かった」「5000万円よりは安く済む・・・」と思ってしまう人も、いるかもしれません。

さらに「対応ができる保険があります。600万円の契約金を払えば被害額が全額戻り、契約金も後日返金されます」と伝えられました。

 

ありもしないトラブルを持ち出し、人の気持ちを不安にさせて騙す。

誰かに迷惑をかけてしまっているのなら、保険でなんとかなるなら・・と人の気持ちを利用して多額のお金をだまし取る。

在校生の方には早速に、このニュースを見た感想と「絶対にぜーーーーーったいに反応しないでくださいね!!」とご連絡を入れました。

身に覚えのないトラブルを、お金で解決しようと持ち掛けられた時は、とにかく一呼吸おいて。すぐに反応しないことです。焦ってしまい思考回路が正常でない時に判断するのは危ないです。

「それ、ホントかな?」と立ち止まる習慣をつけましょう。