スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

スマホが使いこなせるって どういうこと?

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

 

通常の授業以外に、外部の講座や雑誌の記事監修などもしている私。
時々、気になる言葉があります。
それは「スマホが使いこなせる」という言葉。

つい先日、雑誌のお仕事で「スマホが使いこなせる」というコンセプトの特集があり、「こんな内容いかがでしょうか」と編集の方が考えてきたものがありました。
確かにそれは「スマホが使いこなせる」という内容にはなると思ったのですが、アクティブシニア世代向けのその読者さんにしてみたら、ちょっと日常使いとかけ離れるな、というのが私の印象でした。

「スマホを使いこなす」って、そういう難しい設定をすることじゃない。そういうややこしいことをするんじゃない。
そう思ったのです。
でも編集の方は、とても難しくお考えになっていたようでした。

「スマホを使いこなす」って、難しいことができるんじゃなくて、「自分がやりたいことをスラスラっとできる」っていうことだと思います。
なにも難しいアプリを使えることじゃない。
難しい設定ができることでもない。
「あれがやりたいな」と思ったら、指がささっと動いて「それが自由にできる」ってこと。
「これ、こうしたいな」と思ったら、「え~っと、え~っと・・どうやるんだっけ」ということではなく、パパっとできるっていうこと。
「自分がやりたいことが自由にできる」っていうことだと思います。

自分の好きな時に、天気予報アプリを出して、この先の転記がちゃんと見られる。それだけだって「スマホが使いこなせる」と言えます。
スマホでメモ取らなくちゃ、と思った時にメモアプリを出して、パパっと入力できる。なんなら音声入力もできる。
それだけだって、十分「スマホが使いこなせる」と言えます。

割と皆さん、難しいことができる人=スマホが使いこなせる人、と思っていらっしゃるようですが、そんなことはありません。
自分のやりたいことがパパっとできる人。
それがスマホが使いこなせる人。
生徒さんには特に、十分自信を持っていただきたいと思ってますよ!!