スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

新しい令和の時代こそ、シニア世代もスマホを楽しもう!

人は変化を好まないけれど時代はどんどん変化
 
スマホは現代の道具。スマホにするなら早く慣れた方がよい

こんにちは。スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。

 

スマートフォンがあることが前提の時代に

新しい年が始まりました。

令和です。

今までの天皇陛下が上皇になられました。

上皇とは、歴史上の人物ではなじみがあります。

後鳥羽上皇とかね。

でも、リアル上皇さまです。そして上皇后さま。

こんな時代に立ち会えたこと、感慨深く思います。

 

新しい時代には、シニア世代の方にも新しいことに取り組んでいただきたいな。

もしまだガラケーをお使いでしたら、そのガラケーはゆくゆくは使えなくなります。

そしてもうすぐ、インターネットに高速で繋がる5G(ファイブジー)という時代になります。

お財布から紙のお金と金属のお金を出してお支払いしていたものが、スマートフォンでお支払いするようになります。

紙と金属のお金で払うよりも、スマートフォンで払う方がお得になることが多くなる、そんな時代になります。

 

「自分はスマホにするつもりなんてないよ」

「今のガラケーだって使いこなせていないんだから、スマホなんて無理だよ」

そういうお声を耳にすることもあります。

でも、スマホにするか・しないか、それは好みの問題ではなくなってきます。

みんながスマホを持っていることが前提の時代になってくるのです。

みんながスマホを持っていて、そのスマホがお財布になり、診察券になり、身分証明書になる。

お薬手帳になり、映画やコンサートのチケットになり、乗り物のチケットになり、定期になる。

車のカギになり、家のカギになり、銀行口座になる。

 

スマホにするか・しないか。

ではなく、スマホであることが当たり前の時代になるのです。

 

慣れるのは一日も早いほうがよい

もし今、スマホにしようかどうしようか悩んでいるシニア世代の方がいらしたら

ぜひ早めにスマホに慣れてください。

慣れるのは一日も早いほうがよい。

後で、そのうち、ガラケーが壊れたら、次の買い替えの時に・・・

先送りしていると、どんどん練習する時間が短くなります。

脅すつもりはないのです。

でも、スマホにするつもりがあるなら1日でも早いほうがよいと思うのです。

シニア世代の方はよく

「覚えが悪いから」とか

「すぐ忘れちゃう」とおっしゃいます。

もしそうであっても、若い世代の世に時間に追われているわけではない。

試験があって、それまでに絶対に覚えなくてはいけないわけではない。

比較的時間がある。

とするならば、すぐに忘れちゃう、という方でも、何度も何度も練習すれば大丈夫なのです。

何回もやるうちに、ちゃんと自分のものになっていきます。

それはお教室(パソコムプラザ 新浦安)の生徒さん方が証明してくれています。

だからすぐ忘れちゃう、といっても大丈夫。

それより、早く慣れることが大事です。

 

 

人は変化を好まないけれど、時代はどんどん変化する

人間、変化を好みません。

今のままでいいじゃないか。

今、別に困っていないんだからいいじゃないか。

特に問題はないんだから、いいじゃないか。

ってね。

 

でも、「今のまま」は、ずっと今のままではない。

時代の方が先に変わっていきます。

 

「今、別に困っていない」けど、システムが変わったら途端に困ることになります。

例えば、スマホがないから面倒な方法を取らざるを得ないとか。

スマホがないなら、お金がかかる方法を取らなくてはいけないとか。

 

「特に問題はない」は、システムが変わった途端に、問題になってきたりします。

 

人間は今のままでよいと思っても

時代が。

システムが。

社会の仕組みが。

変わっていくのです。

 

 

便利なことは取り入れた方がよい

スマホを使えば便利になることもたくさん出てきます。

手元ですぐに調べられる。

「え~っと何だっけ、あれ、ほら、あれ・・・ま、いっか」

ではなくて。

調べるのです。すぐに。問題をそのままにしておかない。

 

久々の同窓会。初めての待ち合わせの場所まで一人で行く。

今までなら、誰かに頼んで調べてもらっていたこと。

相手の時間を見計らって、お願いしていたこと。

しかも紙に書いてもらったり、プリントアウトまでしてもらったり。

それも自分で調べらられるのです。

印刷してもらった紙を手に出かけたとします。

でも交通機関のトラブルで、紙に描いた予定通りに行かない。

あるいはご自身にアクシデントが起こり、予定通りの電車に乗れない。

そんな時も、スマホがあれば臨機応変に対応できるのです。

 

新しい小さな家族ができたとします。

お相手が写真をたくさん送ってくれようとしても

あなたがガラケーだった場合、お相手はひと手間も二手間もかけないと写真をたくさん送れない。

でもあなたがスマホなら、写真も、時には動画だって、簡単に楽しむことができます。

相手だって送りやすい。

 

クリニックから処方箋をもらって、薬局に行って、処方箋を出して待つ。

でもスマホがあれば、クリニックから処方箋が薬局に届き、薬局に自分が行く頃にはもう薬ができている。

 

レジでお会計。

お財布を開き、小銭を数えているうちに後ろにはどんどん列ができてくる。

焦ってしまって、上手に数えられず結局は大きなお札を出して、また小銭がたくさん戻ってくる。

でもスマホをかざしてお支払いすれば小銭は入らない上に、2割も戻ってくる。

という時もある。

 

体調が悪くて買い物に行けない。行く気がしない。

でもどうしても買ってこないと行けない。雨は降ってくる。

重たいものを買いに行かなくてはいけない。

でもスマホでネットスーパーでいつものお米とお水をかごに入れて会計できれば

午後には自宅に届けてもらえる。

 

例を挙げればきりがありませんが、スマホの便利さは若者だけのものではないのです。

いえむしろ、シニア世代こそこの便利さを早く利用していただきたいと思っています。

 

シニア世代こそ楽しもう

教室(パソコムプラザ)に通う生徒さんは、

60代~90代。

ほぼ全員がスマートフォンを持ち、授業でもスマートフォンをよく使います。

最初は「私には特に必要ない」とおっしゃっていた方が

スマホにして「何でもっと早くやらなかったのかと思います」とおっしゃいます。

「最後の一人になるまでガラケーでかまいません、私は」とおっしゃっていた方が

スマホになってしまって「なんであんなに意地張っていたんでしょうね、お恥ずかしい(笑)」とおっしゃいます。

「スマホって、私に本当に必要だと思いますか?」と疑念を抱いていた方が

スマホにして「楽しい。もう今はなくてはならない道具です。」とおっしゃいます。

 

そう、私はそういう場面を何度も何度も見てきました。

使って、使えるようになって、楽しんでくださっている姿を日々見てきているのです。

シニア世代こそ、スマホでもっと楽しんでほしい。

もっと遊んでほしい。

もっと便利に使ってほしい。

シニア世代がスマホが使えないなんて、誰が決めたんだろう。

シニア世代専用のスマホじゃなくても大丈夫。

普通の大人が使うスマホで十分いける。

早めに始めれば誰だって使えるようになる。

だってそういう事例を、私たちずっと見てきているから。

 

教えてくれる人がいるなら、ぜひ習った方がよいと思います。

一人で手探りで使っていると、なんだかよくわからない。

よくわからないから、結局使うメニューも限られたものになってしまう。

できるなら、ご家族でも、先に使っているお友だちでも、買ったお店でもいい。

一通りのことを教えてもらってから使えるのがいいでしょう。

私たちのようなスマホ講座をやっている教室があるなら、ぜひご利用されるとよいと思います。

この道具でできること、知ると知らないとでは大違いなのです。

 

 

いい道具があれば使った方が賢い

スマホが万能だとは申しません。

これはただの道具です。

でも、いい道具があれば使うのが賢い仕事のやり方だと思うのです。

古い道具を「古い」と知っていて。

また古い道具がいずれ「使えなくなる」と聞いていて。

新しい道具を使わないのは、もったいないのではないかと思うのです。

古い道具にはできないことが、新しい道具を使えば簡単にできる。

人類の歴史って、そうして進歩してきたのではないでしょうか。

打製石器で肉を切っていたものが、鉄になり、鋼鉄になり、ステンレスになりセラミックに。

川で洗濯していたものが、たらいと洗濯板になり、二層式洗濯機、乾燥機付き洗濯機に。

そして道具は今も進化し続けていきます。

 

シニア世代の方にとって、新しい道具が手になじむまでに時間がかかるのであれば

早く慣れておく方がよい。

その道具は、便利さをもたらし、ついでに楽しさももたらしてくれます。

使わない手はない。

と思うのです。

 

令和の幕開けとともに、スマートフォンにしてみませんか。

ご両親世代の背中をそっと押してあげませんか。

新しいことを知ることは脳の活性化にもなります。

なおかつ自分の生活にも役に立つのです。一石二鳥です。

生徒さんはボケ防止よ、とよくおっしゃいますが(笑)、ボケ防止ではなく脳内活性です!

自分のために、始めてみましょう。

 

 

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