スマホ活用アドバイザー増田由紀ブログ「グーなキモチ!」

風が吹き抜ける智積院 長谷川等伯の障壁画のあるお寺

HoloLensを使って風神雷神図屏風を鑑賞 「MRミュージアム」(2018.03.02)

を体験しに、京都へ。

 

午後は仕事で使う写真や動画を撮影しに、京都のお寺へ。

とはいえ、使う写真にも制約があって、何でも使えるわけではありません。

なるべく目的にかなった写真をたくさん撮ります。

 

京都国立博物館の前には蓮華王院 三十三間堂 があります。

またちょっと歩くと真言宗智山派 総本山智積院 。

特に予備知識なく訪れた智積院(ちしゃくいん)は、平日ということもあり人もあまりいなくて、ゆっくりと見ることができました。

智積院には長谷川等伯とその子久蔵の金碧障壁画がありました。

『楓図』『桜図』は美術の教科書でも観たことがあるような。

智積院の障壁画についてはこちらを

 

本物のその絵は、何か訴えかけてくるようなものがありました。

最初は立って見ていたのですが、しばらく見てから今度は正座で拝見。

すると、何か自然の中にいるような、木々に見下ろされているような、そんな感覚に陥りました。

 

きらびやかな金の背景に、大胆に描かれた大木や、季節の花々。

畳敷きの大広間に座って、これらの絵に囲まれていたら、そこは室内ではあっても、まるで外にいるかのような感覚になったのではないかしら。

少し大きめに書かれている花々に、自分の方が小さくなったような気分がして、風が吹き、草が揺れ、葉音がして、木漏れ日がさし、鳥や虫の気配がするような、そんな不思議な時間を過ごしました。

 

先ほど京都国立博物館で体験してきたのはMRでしたが、この障壁画はまさにMRだったんじゃないかしら。

現実には畳の敷き詰められた広い室内にいるのだけれど、四方を見渡すと自然が映し出されている。

これは屋内なのか、屋外なのか。この障壁画はきっと、その部屋に座った人を不思議な気分にさせたのではないかな。そんな思いに浸りました。

 

本物は別棟にしっかりと管理されていて、複製品が本堂に飾られていました。きらびやかで大胆な構図。本当はもっと大きかったらしいです。

 

この智積院の五色幕が、風にたなびいてとても風情がありました。

誰もいない境内。通り過ぎるのは僧侶の方だけ。

昔の人たちもこの廊下を通って、この庭を見て、この風を感じたんだ。

色とりどりの布が風に揺らぐ様子は、本当に見飽きなかったです。

 

夢中になってiPhoneのシャッターを押していました。

この日だけで675枚撮影していますが、この五色幕だけで300枚くらいは撮ったかな。

風に揺れるものは連写に限ります。

その中でも、いい布の翻り具合のものが数枚あるかどうか、という感じですからね。

京都の写真はインスタグラムにも載せました。

私のインスタグラムはこちら

 

動画もなるべく自分は動かずに、動いているものを撮るようにするとよいでしょう。

撮影する時は、対象となるもの以外に余計なものが入らないかどうか、周囲をよく見まわして。

撮るものに夢中になっていると気が付かないのですが、後から現代ものもが写っていることに気が付いたりします。例えば消火器、例えばホース、例えばプラスチック製のもの、などなど。

 

どの写真や動画を使うか先に決めておけば、後から編集する時も楽です。

撮った素材は全部使うわけにはいきません。

帰りの電車の中などで、これは採用、これはボツとあらかじめ決めておくと、編集の時に楽ですね。

 

 

 

 

 

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