朝、着ていくものに迷います。それはおしゃれをするためにというよりは、「より寒くないもの」を基準に選ぶからかなあ。「薄くてすっきり」を取るか、「分厚くてもっさり」を取るか。ジャケットの下に肉厚のセーターは着られないし。
厚手のヒートテックは暖かくていいのですが、どうしてもジャケットがスマートに着られない気がします。・・・確かにそんな気がしますが、寒さには勝てない(笑)。
こんにちは。人生が楽しくなる、大人のためのスマホ&パソコン教室
オーナー兼スマホ活用アドバイザーの増田由紀です。
安全でないページを見てしまった!?
先日生徒さんから慌てた声で質問がありました。
「ホームページを見ていたら、何か安全ではないという表示が出てしまって」
「私、何かやってしまったんでしょうか。」
自分がやった操作で「安全ではない」なんて表示が出たら、ドキッとしてしまいますよね。
しかも、ネットショッピングをやった後だったら・・・
個人情報を入力した後だったら・・・
その方はiPadでホームページをご覧になっていたそうです。
ご覧になった表示は、これです。
【安全ではありません】
安全ではない、と言われるとちょっとびっくりしますね。
パソコンで見た場合、こんな感じです。これはGoogle Chrome(グーグルクロム)というブラウザ(ホームページを見るソフト)で見たところ。
【保護されていない通信】
その逆はこちらです。先頭に鍵のマークが見えますね。
その鍵の部分をクリックしてみると、【この接続は保護されています】と表示されます。保護されていない、の逆。これなら安心ですね。
説明をよく読んでみると、「お客さまがこのサイトに送信した情報(パスワード、クレジット番号など)が第三者に見られることはありません。」と書いてあります。
これはパソコンで見た場合。Microsoft Edgeというブラウザを使ってみたところです。先頭に「https」という文字が見えます。ここが大事なところ。
httpとhttpsの違いは何?
ホームページの住所のことを「ホームページアドレス」といいます。
インターネットの世界は広いですから、自分のお店や会社のホームぺージに間違いなくたどり着いてもらうためには、正しい住所を入れてもらう必要があります。インターネット上の住所(アドレス)は、またの名を「URL(ユーアールエル)」といいます。
このURLは先頭を「http」で始めるという決まりがあります。「これはホームページのアドレスです、通信をする時は指定されたルールに従いましょう」という宣言のようなものだと思ってください。
ホームページの中には「https」で始まるURLもあります。
「最後にsがついているだけで、大した違いはないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実は大きな違いがあります。
httpsの「s」は「Secure(セキュア)」の「s」です。セキュアとは「安全な、安心な、頑丈な、堅牢な」などの意味がある英単語です。
httpsでないとどうなるの?
ご自身が運営される会社・店・教室などのホームページのアドレスが「http://」で始まる方は、次の理由から、早急に対策をされることをお勧めします。
1)お客さまが不安を感じる
実際生徒さんのお声を聞きますと、やはり「安全ではない」というページの表示は、お客さまに不安を与えます。
自分が何かやってしまったのかしら? と思われたりします。
また何かの手続き、申し込みの後にこの表示を見た場合、「先ほどの行為を取り消そう」という心理が働きます。
2)個人情報を安心して入れられない
ホームページはただ情報を見ているだけのものではありません。
・お問い合わせをする
・予約をする
・会員登録したり、会員専用ページを利用したりする
・決済をする
今はネットで申し込みや買い物を済ませることができる時代です。
名前、住所、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、クレジットカード番号などなど、「個人情報」を入力する場面が多々あります。
もしもお客さんがページに入力された「個人情報」などが漏洩してしまっては大問題です。店舗や会社に対する信頼も揺らぎます。
そこで入力されたデータを暗号化し、漏洩を防ぐ機能が必要になります。その機能が付いている証が「https」なのです。
先ほどの図をもう一度見てみましょう。
「お客さまがこのサイトに送信した情報(パスワード、クレジット番号など)が第三者に見られることはありません。」
と書いてありますね。
ホームページを閲覧する方も、アドレスバーに「https」が表示されているかどうか、今後はよく確認するようにしてみてください。
3. Google Chromeがあなたのページをブロックする
ホームページを閲覧するソフトの一つ、Google Chrome(グーグルクロム)では、httpのままのページは「保護されていない通信」と表示されてしまいます。
表示が出るだけでなく、近日中には閲覧がブロックされて、ページが見えない状態になるとのことです。
インターネットの世界では検索しても見つからなければ、「ない」と同じこと。ホームページがあるのに閲覧できないなんて、大変もったいないことです。
お客さまがホームページでお問い合わせをしようとした時に、「保護されていない通信」と表示されていたらどうでしょう。クレジットカードで決済しようとした時に「安全ではありません」と表示されていたら?
「ここはちょっと、個人情報を入力するのは怖いな」「使うのをやめておこう」と思われてしまうのではないでしょうか。それでは機会損失につながりかねないですね。
誰も知らない国の言葉でしゃべる
httpをhttpsにすると、具体的にはどのような点が安心なのでしょうか。
例えば盗聴器をしかけられた電話機があったとします。
するとその電話を使って話した内容は、すべて第三者に盗み聞ぎされてしまいます。同じように、インターネット上の通信は、何者かによって傍受される可能性があります。
日本語でやりとりされた会話の内容は、日本語を理解する人には分かります。それが「http」の状態です。
では英吾で話した内容は? 英語がわかる人には内容もわかってしまいますね。
ロシア語では? スペイン語では? 中国語では?
どの言葉を使ったとしても、その言葉が分かる人には内容が分かってしまいます。
では誰も知らない国の言葉で、今まで誰も聞いたことのない謎の言語で話されたとしたら? それなら聞いている人にはその内容がわかりませんね。それが「https」の状態です。
「http」を「https」に変更することを、SSL化といいます。SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上の通信を暗号化する技術のことです。
SSL化により、第三者に通信が傍受されても内容を解読できなくなるので、個人情報の漏洩、サイトの改ざんやなりすましといった行為を防ぐことができます。ホームページを訪れたお客様にも安心して利用してもらえる状態になります。
SSL化がまだの場合は、早急に対策を
SSL化は、ホームページのメンテナンスをご自身でしている場合、設定によって簡単に対処できるケースがあります。業者にメンテナンスを任せている場合は、業者に依頼してもよいでしょう。SSL化だけをやってくれる業者もあります。
ご自身のホームページがSSL化できているかどうかは、URLを見ればすぐわかります。SSL化は、ご自身のホームページが安全である(大事な情報は暗号化しています)と、宣言することにもなります。
今はネットで情報を調べるのが当たり前の時代。そんな時代にあわせて、ご自身のホームページもメンテナンスが必要です。ご自分が運営するホームページのURLが「https://」となっていれば、すでに対策済みです。
対策が済んでいない方は、早急に着手することをおすすめします。
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